FayeBlue
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2003年11月16日(日) |
出会いとチャンスというものは・・・・ |
大きな手だった
肩幅が広かった
背が高かった
大きなマルマルとした目だった
長い指だった
胸板が厚そうだった
私を後ろからすっぽり囲める長い腕だった
朝フィットネスのプールに泳ぎへ行った時の事
それぞれのレーンを区切るコーンとでも言うのでしょうか
私がその日泳いでいた3レーンあるうちのちょうど真ん中のレーン
そこから端のレーンへ移ってプールサイドに上がろうと
そのコーンを潜り抜けた時いきなりそれがスポッと抜けたのだ
朝アクアエアロなんていうクラスが開かれていて
このコーンを入れるのに手間取っていたのを思い出した
さらにそれを見ていた時の事、
一生懸命レーンを引っ張っているおバハンに
なかなかコーンが入らないのは
もう片方のプールサイドに繋がっているコーンが
しっかりタイトにされてるからで引っ張ってもしょうがないと
反対側のゆるめたレーンを一度緩めて、それからこちら側を差込み
その後また反対側のレーンをきつくしめて
水面上でもピーンと張ったレーンにするのだという事を
クラスを取っていたらしきオバハンが
違うおバハンに得意気に話しつつ
反対側のプールサイドにいるインストラクターに
“Tight it Up”とかって叫んでたのも思い出した
ってことはこれうんと閉まってる状態だから
私がどんなに引っ張ってこの緩んだレーンを差し込もうとしても
無理?みたいな・・・・・
なんか右隣のレーンでは男の人二人が黙々と泳ぎ
左隣(コーンが外れたレーン)でも男の人と女の人が泳いでいて
スウェットを着た男の人がどんどん近ずいて来ている
焦るし、1人でレーン引っ張っても
水と波との抵抗で私が引っ張られるしで
ワタワタもがいてたFAYE
するといつの間にかそのスウェットを着た男の人が後ろにいて
『どうしたの?大丈夫?』と聞いてきた
これが・・・
抜けて・・・・
一生懸命入れてる
ところなの・・・・
的な事をジェスチャーで伝えつつ
水にもまれながら直してたFAYE
『ちょっとかしてみ』
日本語でいったらこんな感じでしょうか
と彼がスクリューの方へ近ずき私はその後ろで
レーンが緩まないよう引っ張ってた
それでも結局私はあっちへ流されこっちへ流されって感じで
手伝ってんのかそれとも邪魔しているようにしか見ない私に
『君がこっちをやった方がよさそうだね。僕がひっぱるよ』
とポジションチェンジ
それでもギリギリの長さに設定されてるレーンが伸びるわけなく
一生懸命引っ張って金具に繋げようとしてるんだけど
水の中だし動くし思うように手も動かない
そんな私の後ろから彼もレーンをひっぱりつつ
金具の方へ手を伸ばしてきたのだ
それは後ろから男性にHUGされてる時と
同じシチュエーション
変な感じがフワッて私は包んだんだ
そんな感じが私は少なくともした
情けない事にしばらく泳いでいたから私は鼻をすすりつつ
ホント、ごめんね、ありがとうとまたベタな英語で繰り返しペコペコ
カッコ悪・・・・(あがってしまってる自分が情けなくなった)
別に自意識過剰ではないけど
彼もちょっと私を気にしてたぽっいのだ
私も彼が気になってた
でもチャンスというのは何度も訪れない
それを知っていてもいざ行動に移そうとすると躊躇してしまうのが私
お互いチラチラ見ながら私はプールサイドへ
彼はプールの方へ
またいつか会えるといいなぁ
会って話しがしたいって思った
それまでは日曜日頑張ってフィットネス行きます
神のみぞ知る結末です。
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