■家■ |
父は酒がやめられない。 母は宗教がやめられない。 夜働いている私にメールしてきてはお金を貸して欲しいと言い その度に返ってくるとは思えないお金を貸す。宗教に消える。 私の幸せの為だといい、高額な数珠や壷にかわる。 父はいつ帰省しても酔っ払って叫んでいる。 歳が歳ゆえに直接暴力は振るわなくなったけれど 物は投げ、夜中でも怒鳴り、 私と母がいる部屋のドアに体当たりする。 それでも機嫌が良い時は幼い頃の私を懐かしみ うちに戻ってきて家を継いでくれと泣く。
憎いとは思わない。可哀相に思う。 |
■2005年10月11日(火)■ |
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