■10/23に■ |
父が急死した。 慢性アルコール中毒が原因と思われる心不全、ということだった。 亡くなった翌日、朝一で実家に戻り、 変死扱いで警察の地下の安置室の冷蔵庫に入れられていた父を 母と一緒に引き取りにいった。 実家には50代前後の女性が一人居候していたものだから その関係のもつれによる殺意はなかったか、など しつこく聞かれたが、「そういう」間柄ではない。 亡くなる数日前から母は店の経営の事で父と喧嘩して家出中で その間も父の面倒を見てくれていた女性には感謝すらしている。 救急車を呼んで病院に付き添い、その時宗教関係で韓国にいた 母に知らせてくれたのも彼女だ。 家出中の母が離婚したいと言ってきたとき、年老いた父は この先一人で死を待つのだろうかと心配もしたが なんだかんだいって最後まで誰かが傍にいてくれて 悪くなかったと思う。死に顔も穏やかで眠っているようだった。 父は父で苦しんでいただろうし、酒が切れたら嘔吐するほど アルコールに苦しめられていたのだから やっと開放されて楽になれたのかもしれない。
あさって12/3は父の誕生日だ。 |
■2005年12月01日(木)■ |
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