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2004年12月02日(木) ■ |
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再びドトールコーヒーショップより |
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二階席の窓際のカウンターに座ってコーヒーを飲んでいる。他愛ないなとザワザワする心を抑えて。舌がマッシュポテトみたいにざらついて仕方ない。店内のBGMはオルゴールが流れている。窓のすぐ目の前には大きな木が覆いかぶさるように立っている。何の種類か判らないけれど、それは本当に真っ赤に染まった落葉樹で、ゆっくり枝先の方に視線を這わせていくと果たして先はツンツルテンだった。だのに僕はその枝先に目を奪われてしまう。色々な方向に生気を発するそのさまに一体何を受け止めようとしているのか、ひどく人恋しい気持ちになったのだ。
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