誰か今すぐここに大人を出して、と思うけど、 誰もいないから、自分で出すことにした。 母親だ。 今日、自分にまた傷を付けた。 リストカットじゃない、自分でじゃない。 それを先日、母親の前にひらつかせたら、yesともnoともつかない答えを置いた。 本気じゃないと思ったのかも知れない。 だけど、あたしには唯一で最後の答えだった。 いざ、母親はこれをどう思うか。それで自分の最終結論を出すの。 自分でじゃないのは、あたしを生んだ母親が、大人で、答えを出せる人間かを見極める。 ちゃんとした答えを差し出してくれたら、それで母親はあたしの母親になった。 いい、と言われたら、あたしはこれを完成させる。 だめ、と言われたら、あたしはこれを幾らでもかけて完全に消す。 もしも、いままでみたいに、きちんと話しを受け取ってくれなければ、 コレは放棄されたことになって、決定権はあたしのものになり、気分次第で、完成させるか消すかを決める。 そしてこれから親を100%信用するか、親を親と認めきれず壊れるのか。 既に成人したあたしがこんなことをするのはおかしいんだけれど、 いつも向き合ってはくれなかった母親に、最後の難問を解いて欲しい。 誰でもない。 そしてこれを描いた第三者のひとをあたしは信用したと言う。 他人だ。他人のすべてを信用するなんて出来ないし、解っている。 どんなに自分を思い込ませようとしても、あたしはそのひとの6.5割しか信用しない。 人間を不信がって生きて行くなんて出来ないから、あたしが判断する中でそれが信用値のパーフェクトだ。 結果がどうであれ、それを満たしたのだから、諦めるしかない。 明日、泣くかも知れないけれど、何に泣くかもまだわからない。 どちらでもない、は無い。 ひとつのことをたがえたのなら、そのことについて分かち合えたのと同じ。 歪んだマザコンは、早くここから消して、安定が欲しいんじゃないけど、 不安定なのは今の自分の気持ちだ。 早くこの身体にあたしを定着させたいだけ。 あたしの話しをちゃんと聞いてほしいだけ。 あぁ、またおんなじだ。だけど違うこともある。 言葉なんて足らなくていいの、娘のお姉ちゃんじゃなくて、あたしも隣に置いて欲しい。
とても気分が悪い。 吐きそう。 馬鹿みたい。 だけれど、置いて通れない。 まだここは箱の中。 一生出れない箱の中なんだ。 歪んでるのなんか、自分のすべてだ。 青信号ならすべて進んで行けるのは、あたしの理想とする世界じゃない。 どうだっていいねぇ、こんな話しなんて。
といつか思いたいだけ。
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