迂闊に笑うことなんてしない。 信じてないもの。 誰が正しいの、 どうせ分からなくて自分で自分を護らなければいけないから、 自分自身を過信しているとか、そんなんじゃなくて、 ただ、あたしはあたし、なだけよ。 愛おしい日々よ、さようなら。 嘘だけど。 車に他に2人乗せて、カーブのある山道をノンブレーキで下りている時、 無意識にドアのロックを解除しようとした。 その2人は中学時代に落ち零れ部屋にいたメンツで、今もクズ。 男のことばかり考えている、気色の悪いクズだ。 面倒くさい。 うざったい。 もう2度と会うことは無いだろう。 知り合い増やして、悪い所ばかり見付けて、キモイ!と笑って、 デブだと罵る。 己を見てみろ、醜いブタだ。 クソが。
あたしはまたひとを試して、結果は結局つまんないものだった。 イライラする。イライラがおさまらない。 だから自分だけではおさまらず、誰彼かまわず手を掛けてみる。 この情緒不安、明日は金曜日。 最近また、家に帰るのが嫌なんだ。 家がわからないんだ。 何処かでのたれていたい。 この負のオーラは写真にも写るのよ。 来週の今、あたしはとても楽しく笑っていたい。 みんなと楽しく笑っていたい。 楽しそうにしているみんなを見て、楽しそうだなと笑っていたい。 でも、この狂気が込み上げてきたら、また誰かを傷付けるのよ。 どういうふうにしたら、同じようになれるんだろう。 ただ、死ねばいいだけ。 生きていないと、駄目だから、と、頭を撫でてくれた店長ごめん。 あたしにあなたのようなお兄ちゃんはいないし、 あかりがとても眩しい。 優しい言葉をたくさんもらったけれど、 本当はもうずっと、死ぬことしか考えていないのです。 それ以外が考えられないくらいです。 ご飯を食べても吐いてばかり。 もう生きるなと、身体も言っているような気がするのです。
どうやってひとにふれたらいいですか。 あたしはまず『距離』をさぐってしまうのです。 哀れなクズに友達なんて、本当はいないんだと思うのです。 あたしは息をすることが、とても苦しい。 生きるやりかたがどうしても分からないのです。 生きるのがいやだ! 生きるのがいやだ! そうやって足掻いて、溺れて、助けを待つ自分がいやだ。 どこへ行けばいい。 身体から心が抜けて行く。 グズ。 死ねよ、あたし。
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