2006年10月10日(火)<<<うしろのしょうめんだぁれ?
催眠療法・・・というものがあるよね。
催眠というものによって、過去に退行させていってさ
過去の思い出せない記憶から傷やトラウマを引き出すような。
よくわからないから、退行って言わせてもらうよ。
僕は一昨日。
お兄ちゃんとお酒を飲みながら、お兄ちゃんに退行させられた。
お兄ちゃんは、僕の高校時代からの付き合いのある人。
だから、僕のなくした記憶を、持っている人。
僕のはっきりとした記憶なんて・・・ほんの最近からしかなくて。
ゆっくりとお兄ちゃんに語られるまま・・・僕は記憶を引き出した。
残念ながら。
お兄ちゃんは一番の信頼する相手でありながら・・・
カウンセラーでも、ヒーラーでも、霊能力者でも、セラピストでも、
なかったんだ・・・。だから、残念だった。
僕は今、混乱の中にいる。
退行して、取り戻した記憶があまりに多くて。
その一つ一つが、とても重たく、しんどくて。
今、こうしている間も、手がふるえ。
身体が震え、心拍数が上がって。
呼吸に気をつけながら書いてる、過呼吸は、もう辛くて嫌だ。
昨日の夜目覚めたら、手足ががくがくと震えていて。
手紙も電話も、まともにもてなくて。
PCも開けず、音楽も耳に刺さり、光は瞳孔を貫き、
あらゆるものがいっせいに僕をめがけてやってきたようだった。
怖かった。
一緒にいてくれる人がいなかったら、眠れなかったと、思う。
でも、電話したら僕のところに、来てくれる人がいて。
一緒に、眠ってくれる人がいて。
その人を愛しく思う余裕もなく、ただ僕は、その人がいて。
僕は眠ることが出来た。
目覚めて、思った。書かなくてはいけない。
今、僕の後ろに子供の頃の僕がいる。
見えるわけない。ただ、いるって気がする。
記憶という熱量が、僕の後ろで僕をと一緒にいる。
僕はこの後ろにある記憶を、残念ながらもう一度、しまわないと。
しまってもう一回ふたをしないと・・・生きれない。
頭が、おかしくなりそうだし。
身体は、震えが止まらないし。
外の陽の光や、何もかも、この震える手すら現実感がなく。
漠然とした恐怖につつまれて。
暖かいのに、鳥肌が止まらない。
だから、これから、書いていない日付の分の日記に書こうと、思う。
うしろのしょうめんだぁれ?
タイトルは「鏡の裏」で。
きっと散文になるだろう、でも、書くということで。
自分を今の、21歳のほんの数日前の自分に引き戻さないと。。。
僕は今、放棄して。
ベッドの上に横たわるだけなら。
それはゆっくりとした、私の、死であって。
それは嫌だから。
書く。
書くから。
どうか其処にこれ以上怖いものが出てこないように。。。祈る。
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