大 将 日 記
DiaryINDEXpastwill


2006年04月23日(日) 競馬雑誌のモデルになって来ました

今日は久し振りにタレント業の仕事をして来ました。4月になりテレビ等の番組や
CMも改編され、随分と仕事の依頼が一時期よりは減りましたが、それでもいろん
な仕事は来ています。ただ、自分が今『真実は笑わない』の公演準備に追われてい
ると言う現状等があり、なかなかスケジュール調整が出来ませんでした。

今回の仕事は初のモデル撮影です。
一応、書類選考が行われ、それに通ったので撮影に出向いたのですが、今迄はウチ
の事務所の他のタレント達と一緒の仕事が多かったのに、今回は私一人だけの撮影
でしたので、一応メインです。
いやぁ、メインっていいですね。荷物から小道具は全てスタッフの方が持って下さ
り、そして撮影を見学する一般の方を制するスタッフまでいてね。別に有名人でも
無いのにこんな事をされちゃ、こっちの方が恥ずかしいって言う位でしたよ。

撮影場所は府中の東京競馬場。何だか最近やたらと競馬に縁がある訳なんですが、
今回は某有名競馬雑誌に掲載される記事か広告のモデルとして撮影が行われました。
皆さんも一度は見た事あると思うのですが「○×社のデータでこんなに儲けた!」
みたいな記事。あれなんです。
まずはパドックで競馬新聞片手に意気込みを表すポーズを取り、パドックの馬を真
剣に見つめデータ収集。勝馬投票券の券売所で馬券を買って、馬場でレースに熱中
し、見事に敵中させ喜び、そして最後には大金を手にして競馬場を後にすると行っ
た感じの撮影でした。

まあね、撮影の最初の頃はそんなに野次馬も居なかったんですがね、勝って大金を
手にする所の撮影からにわかに周りが騒ぎ出したんです。だって本物の現金200
万円が小道具として登場しちゃった訳でして、払い戻し場所でその200万円を扇
状に広げて喜んでるなんてシーンを本物の競馬場で撮影しちゃったら周りに居る人
達だって「おっ、何かやってる!」って気が付きますって。

競馬場を後にするシーンなんて胸のポケットを万札で膨らませて、ホクホクの笑顔
で帰って行くなんてあり得ないでしょ!!
でもね、それはスポンサーさんも「実際にこんな奴はいませんよね」と笑ってまし
たが、あくまでもイメージですから、イイって事にしちゃいましょう。

撮影が始まってカメラマンさんから「こう言うモデルの仕事って何度もされている
んですか?」と聞かれたので、初めてだと伝えると「撮られ慣れてますね」と言わ
れた。実際、この手の広告はずっと同じ人を使う訳にはいかないので、いろんな人
を入れ替わり立ち代り使うそうなんですが、なかなか最初からノリノリでポーズを
する人って少ないみたいなんですよ。それが最初の意気込みの所から私は数種類の
ポーズをシャッターの度に作った訳ですから、随分と驚かれたし、とても喜んで貰
えました。

撮られ慣れていると言われて思い出したのは、私の父、イエーイ・アキラです。

私の父はカメラが大好きな親父で、今でも常に小型のデジカメを持ち歩いていろん
な写真を撮っています。『ちびまる子ちゃん』のタマちゃんのお父さんほどではあ
りませんがね。
そんな父は私達兄弟が幼い頃から随分と写真を撮ってくれた物です。ですからカメ
ラを向けられると何かしらポーズをしてしまう芸人的反射神経が養われてしまった
んじゃないでしょうかね。
でもね、帰りの電車の中で少し反省はしたんですよ。あまりにも堂々とやり過ぎて
しまいヤラセだと思わせてしまうのではないか・・・・って。「もっと素人っぽさを出
した」方が良かったかなぁってね。

タレント事務所に所属して、いろんな現場で仕事をしましたが、本当に勉強になる
事ばかりです。

この雑誌は5月13日・・・・だったかな? に発売されますので、発売近くになった
らまた告知致します。


南 風 |MAILHomePage

My追加