エアーポケット
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2006年01月08日(日) |
僕が僕を見つける旅の途中で |
人の痛みなんて所詮、他人にはわからない。人間関係ってある種異様な感じに最近はなっているように思う。周囲とのバランスを保ちたくて必死に自分の辻褄を合わして、言葉を交わし気持ちを感じ取ったふりし共感する。とても危険なことなんだよそれっていうのは、そうやって負荷をかけすぎているといつか地球規模でとんでもないことになるような気がする。そういう人が最近は多いから尚更に思う。僕もおそらくはその一人だけど、しっかりと自分を自分と思える場所だけは確保しないといけない。 同性異性は関係ない、そういうことが言いあえる人と時間を過ごす。このことが重要なんだと思う。その集団はいつか広くなり時代に繁栄される、虚無感を一掃するパワーになる。地球はひとつだけど、どうやら人類はひとつになれない。この悲しみは生命の誕生と同時に投げかけられた問題なんだ。 それでも希望はある。それは僕らの潜在意識の奥の奥に眠っているように思う。自分の中で旅をしてるもう一人の自分に逢えたとき、それは見つかるような気がする。僕が僕を見つける旅。生まれる前から始まっている旅。旅の途中にいる僕と僕。少し哲学的になってきたけど、それを信じれるか信じれないかは自分次第の話でそれはやんなくても生きていけるけど、気付いたんだから、この旅を途中で終わらすわけにはいかない。 色んなものを忘れながら生きている僕らの旅。いつか懐かしい気持ちで出会えることができたなら、そのときはやっぱり、「お元気でしたか?」と言葉をおくりたい。
Today's Favorite Song
柴田 淳 『今夜、君の声が聞きたい』
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