シャルル・ゲインズブールとジェーン・バーキンはとても好きな
カップルです。
この素敵な女性の為にエルメスがバッグを作った。
今でもアフリカに行く時も南米に行く時も彼女は傷だらけの
エルメスをパンパンに膨らませて颯爽とジャングルに入って行く
そうです。
ガンガンと永く使ってこそ物に魂が宿るのではないでしょうか。
日本で魂の宿ったエルメス・バーキンは見た事がありません。
たとえ安物でも傷だらけのバッグを大事そうに直し直し使って
いるオバチャンのほうがピカピカのバーキンを自慢げに持ってる
OLより魅力を感じたりします。
物にはその人の生き方が滲み出てきますね。
焼き物でもそうです。
茶器や酒器などはよく使い込む事を「育てる」と言います。
大事に大事に、何十年もかけて…。

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