2005年09月18日(日)  ささいなこと  





 二週間ぶりくらいに、だぁから着信。
 「今日当たり連絡来るかも?」って、思っている日に電話が来る。
 それか、毎日のように思っているからかな。
 でもなんか、特別に思えた日にベルが鳴るんだよ。
 勉強の休憩中に、だぁの着メロを流して、
 あたしの一番好きな時間をつくる。


 あたしの一番好きな時間は、
 だぁからの着信音を聞くこと。
 話すことは、好きな時間じゃない。
 もっと特別な何かだと思う。
 心の言葉しか、その答えを知らない。








 相変わらず早朝の電話で、
 電話を切る頃には、お父さんとお母さんがご飯を食べていた。


 お布団の中にもぐって、
 身体は届かないけれど、
 あたしの心だけは向こうに飛ばす。
 だぁのお布団の中にもぐりこんで、
 君の隣にいるつもりになる。


 どうしてそんなに、
 だぁの言葉は愛しくて、
 こんなに胸が苦しくなるんだろう。
 心からの言葉は、
 どんな言葉よりも胸をかき回す。


 どうしてそんな、嬉しい言葉を知っているのだろう。
 表現者だから?言葉に出来ないものを、形にする人だから?
 あたしの耳に熱がこもって、
 細い神経をたどって、全身に君の言葉が伝う。


 ずっとずっと不思議だった。
 あたしの身体は言葉で動く。
 姿で動く。
 「すき」という感情は、あたしの身体を蜜にさせる。


 あたしの身体は、
 小さな感情から支配されるみたいだ。
 どんな小さな言葉も、想いも、あたしの身体はわかるようだ。
 幸せな身体。
 






 忙しい中、あたしを求めてくれる。
 いたずらが過ぎるときもあるけれど、
 それもまた、彼の魅力。


 だぁは、あたしが思っている以上に、真面目な人のようだ。
 電車の中での電話は許せない人。
 ちゃんと勉強しなさいという人。
 あたしのことを、考えていてくれた。


 幸せ度が増していく。
 誰かとの時を重ねていくことは、
 こんなにもわくわくすることだったんだ。
 だぁの時間、あたしの時間、
 その間にある二人の時間。




 幸せは本当にささいだ。






 

 明日も、お電話です。
 模試ってことを、忘れていて(だめ受験生
 時間を少し変えてくださいとメールしたら、
 メール返って来て相当嬉しかった。


 明日は取材だそうです。
 数ヶ月前電話したときも、雑誌の取材(アンケート風)に答えながらでした。
 あたしの意見載りました。
 わ!あ!なつかし。
 っていうか、自分で考えろ よ。
 









  

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ほっとけない 世界のまずしさ 

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BbS