Stage Diary
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Yoshimi.Aが観た舞台の感想です。
レポートではなく感想だけを載せてたりすることが多いかも…。(^-^;


2004年12月19日(日) 『レ・ミゼラブル』 in コンサート 

『レ・ミ…』パッションウィークの最後は今井ヴァルジャーン。
実は、3日ほど前にこの日こそ、今ちゃんがジャベールだと思い込んでいて、前日の夜に中日のHPでキャスト確認したら日曜日は村井ジャベールで、土曜日が今ジャベールだったから、『日にち間違えたー!チケットをふいにしたーっ!もったいないことしたー!』などと焦って慌てて財布の中のチケットを確認した…という道化たことをしてしまいました。
残りのチケットは7列目…こんな場所を空席にしてたのでは、出演者やスタッフや観れなかった方に申し訳なさ過ぎます。
…それ以前に泣くから!.。・(><)・。.

しかし、チケットはちゃんと日曜の昼公演のもので、私はしっかりとこれからまだまだ観られるであろう今ジャベールよりも、この先はもう会えないかもしれない今アンジョルラスを選んでました。
…でも、もしも我儘を言っていいなら今ちゃんがやった役で一番選びたいのはフイイだけど(笑)。

しかし、実際に空席だったのは私の前の席…。

またですか…?
私の前じゃいやなのですか?<誰かはわからないけど
木曜日も空席…おかげで観やすくっていいんだけど、何故か蟠るものが……。

しかし、こんなボケたことばかりをしていたんじゃ目もあてられないので…やはり、人間というものは適度に休まねばならない生き物だと思いましたよ。
キャパを越えてあれこれしていてもロクなことにならないのです…と言ってる端から『グッズサイトを作りた〜い』などとほざいてますが。その準備もあれこれしてありますが…。(^^;<自分の描いたキャラクターですので、お間違えなきよう…<誰に言ってるんだか…

そして、肝心の今井ヴァルジャンは…まんまヴァルジャンだよね…。
その恰幅(笑)と落ち着きとかだけで、別にメイクとか要らないんじゃあ…とか思ってしまいました。(^^;
テナルディエの宿屋の場面では昨日の祐一郎さんとはうって変わってテナルディエのことを歯牙にもかけてなかった素振りなので、構ってもらえなかった亜郎さんは寂しそうでした(笑)。
…今井さんって役に誠実なところはいいけれど、そういうところがスクエアなんだと思う。
でも、前日のあれは祐一郎さんだから笑って許してもらえることなんだよな。きっと…(―_―;

村井さんはお久しぶり…さすがさすが貫禄のあるジャベールでした。
今井さんと村井さんとの組み合わせがキャラクターや声なんかが一番しっくりくるという思いでした。
でも、だからといって私のヴァルジャンが変わるわけではなく(笑)。<それは絶対不動です
観ていて安心できる…というのか。
敵対しながらも認め合っている関係…そういうのが透けて見える演技。
やはり、かつて二人ともジャベールをやっていた時に一緒に遅くまで残って練習したりした仲だからですか…?ある意味、戦友に近い…?(笑)
でも、馴れ合うような感じではないから、適度な緊張感があってこの組み合わせっていいなぁ…って。

そして、村井さん親子共演をはじめて見ちゃった。
でも、ジャベールとアンサンブルなので内容ではあまり接点はないんだけど。
村井さんの娘さんの方は…ご両親がああいう方々の割には大人しいんで吃驚。
ごめんなさい…中身はもっとアクが強いと思ってました。
見た目はお母さん似なんだけど、その外見のイメージのままっぽいくらいに大人しすぎちゃって…アンサンブルにしても、もう少しパンチが欲しいような…でも、村井さんはお嬢さんを気にしないようにしてるっぽいし、麻友美さんの方はしっかり避けている(笑)…んだけど、カーテンコールの時に皆に近くに押しやられてました。でも、思いっきり避けて逃げている。
そして、その時に『この子が村井さんの娘さんだよー』って指をさす今井さん(笑)。
でも、あそこまでお父さんを避けなくてもいいのに。
いきなりコゼット役とかならともかく、アンサンブルじゃあまり七光とか思わないのにな…。
でも、村井さんが娘さんのことが可愛くってしょうがないってのはよくわかりましたよ。
やはり…『エリザベート』のあのパパの表情は娘さんのことを重ねてましたね?(^^)

今日の公演のお席は今ちゃんに取ってもらった(笑)のに、アンジョルラスのお席が一番遠い…。
そして、前にはマリウスやエポニーヌやコゼット…。
う〜ん、なんだかな…と思いながらもマリウスは戸井さ〜ん、おっかえりなさーい!<でも、好きだったのはグランテール(笑)。
いやいやいや…アンジョルラスの見せ場のところではこちら側から出てきてくれるのでいいんですよ。
一番かっこいいところはしっかりと観えるというのか…例え、座ってる時でもマダムと談笑したりして、ジャベールやアンジョルラスでは振り撒かない笑顔を振り撒いてたとしても…間近で歌が聴ける方がいいですよ……多分。

で、改めまして戸井さん、おっかえりなさ〜い!マリウスという役にはあまり食指は動かないけど、でもやっぱり好きだ〜。歌はちょい落ちだけど、あれこれ迷うマリウスの時の雰囲気は好きな方かも。
…でも、実際にああいう男がいたら飛び蹴りしてそうですが。
戸井さんに関してはいい加減にファンクラブに入った方がいいのかどうかが目下の悩み…。(―m―;

エポニーヌが死んで、アンジョルラスが慰めるところの触れあいは少なかったけれど、その分、マリウスの意志みたいなのがはっきりと感じられて、かっこよければそれでいいや…的な以前とは変わっていて、この場面が良かった。
あとは…もう少し歌える人だったらもっとのめり込んでたかもしれないのに。<失礼(汗)

ANZAエポニーヌは…おそらく、初めてだったと思うのですが…歌や演技がどうこうよりもそれ以前に、風邪は大丈夫ですか?(^^;

先ずステージで座ってる時に黒のショールをかけていて、『そうだよ…エポニーヌはノースリーブだから見てるほうが寒くなっちゃうもんね』などと思ってたんですが、声を聴いてもう、すごく心配に…。
風邪ひいちゃってて全然声が出てなくて…それでも、頑張って歌ってるから痛々しい。
悲鳴をあげるシーンでは全然声が出てなかったから『ああ、やっぱりすごくつらいんだ…こういう時は他の人と交代したりしないのかな』とか思ってましたが、その後の『One Day More』や『On my Own』では…思いきり声を振り絞るという表現がぴったりなくらいに張り上げてたので、楽しむよりもずっと心配のしてました。
『プロなら喉は大切にしなきゃ…!』などと、普段ならここぞとばかりに毒を撒き散らかすことでしょうが、ずっと『レ・ミ…』で舞い上がってるし、ANZAは可愛いので許す!(笑)
今年は特に暖冬とか言いながら寒暖の差が激しかったりしたので、誉めるなり毒を吐くなりはまた今後のお楽しみ…ということで。<そうやって理由をつけて観に行く気マンマンかい(笑)

あとはまあ3日分も続いてるからいいとして…本日のマダムは瀬戸内美八さんでしたが、宿屋で亜郎さんに『バカ』って言ってたり、亜郎さんの方も宴会のところでマダムに『あほ!』って言ってたり…その言い方が演技というだけにしてはやけに冷たかったので、もしかして…お二人は仲悪いんですか?
非常に気になります。この件に関しては、ご存知の方のリーク大歓迎の方向で。(^^;

しかし、自分も3回も観ていてなんですが…そっこらじゅう『レ・ミ…』フリークばっかり!(笑)
だから観客の方も拍手する場所、進行を妨げないその長さを心得ている。
そんなお客さんばかりなので…スクリーンに映し出される解説はちょっと邪魔だと思ったり、その合間にも今までの舞台写真を見せてくれよ…と思ったり。<今井さんがジャベールだった頃のとか、滝田さんや鹿賀さんのヴァルジャンだとか…そういうお楽しみがあったら尚よかったのに。

でもやはり、バリケードがないのが一番寂しいと思ったコンサートパッションウィークでした。

それから、これだけは忘れずに書いておかねばならないこと…全公演中、出演者の中で一番ノッてたのはマエストロ…(^^;
以前はマエストロってこう…眉間に皺を寄せてふんぞり返ってる…とかいうイメージがあって、どの人も大差ないと思っていた時期もあったので、宿屋や宴会でノリノリ(笑)な姿を見るのは微笑ましいです。
普段は物静かな感じで劇場近くを歩いてらっしゃったりすることもあるのに、タクトを振ってる時はノリノリ(笑)…その姿はマエストロという厳つい名前よりぱふぉーまーと言いたいです。

でも、私が指揮者にお願いすることはただひとつ………薄くなったらア○ランス!
そうでないと2階席のお客様の目が危険なのです。
ええと…どのマエストロの時かは言いませんが、まるで光線を浴びせられたかのようにライトの照り返しで目がやられた時がありました。強すぎる光は痛かったですー。(ノ_;)
そんな…マンガじゃないんだからそんなことが起るはずがないとお思いの方もいらっしゃるでしょうが、ほんとにあったんですよ。
あれは今思い出しても、笑うに笑えない思い出です。


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