【読書記録】長野まゆみ「天然理科少年」 |
ストーリー:父と共に、また新たな町へ移り住むことになった。今回は山間の父の故郷。バスは駅まで日に3往復の町で、岬は小柄な少年に出会う。「君じゃないの?」残念そうにそう告げる少年は、あまりに小柄で自分と同級である中学二年生には見えなかった。
『少年アリス改訂版』を連想するような、わくわく楽しい雰囲気が漂う和風ファンタジー。 心にほんのちょっとだけひっかかる「?」が、ゆっくり、ゆっくりと解けていきます。ちょっと古ぼけた町で体験した不思議な出来事。それはほっこりと暖かかった。 NO.25■p162/角川書店/96/12
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2009年10月22日(木)
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