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2007年04月11日(水) ■ |
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映画 『蟲師』 |
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仕事終わりに友人と見に行ってきました。
※ネタバレアリです。 これから映画見る予定の方は、是非また見終わったときにでも くだらない私の感想文、読みに来てくださると光栄です。
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原作をオンラインコミックで7巻まで読んだ事は、 たぶん過去日記にも書いたんですが。 原作けっこう好みだったので、映画もそれなりに期待してました。
まず、映画のタイトル文字、雰囲気あってすごく好きです。 特に「蟲」って言う字。コレ見るとなぜか、某ハンター漫画を思い出しますが。 ※WJで連載されてたはずなのに忽然と消えた、主人公はゴンという名の漫画。 ま、その話は置いといて。 で「師」っていう字を見ると、なぜかホニャーっと気が緩みます。 ま、肩の力が入ってない主人公(という私の勝手なイメージ)にぴったり。
音楽も、『ぼよぉぉ〜〜ん』みたいな(笑) 気の抜けた琵琶の音っぽい低い音で入る感じがなかなか素敵。
映画でどのエピソードが使われるのかも楽しみの一つ。 見に行く前からポスターとかでギンコ(オダジョー)と淡幽(蒼井優) ぬい(江角マキコ)虹郎(大森南朋)は確認済みだったので それぞれのキャラが登場してたエピソードは映画に含まれてるんだろうなと。 ただ、淡幽、ぬい、虹郎はそれぞれ別の話の登場人物なのに これをひとつの話でまとめちゃえるんだろうか少々疑問でした。
某魔法学校映画のように、端折りまくりの「ちょっとガッカリ気が抜けてる」的な そんな映画になってるんじゃないかと不安でしたが、それは流石。 監督自ら惚れ込んで着手しただけのことはあったと思います、はい。 原作読んでても楽しめる構成になってましたし。
そして、原作にはないエピソードもありました。 最も、私が原作から読み取れなかっただけかもですが。
阿と吽(カタツムリみたいな蟲)のエピソード。 村で唯一両耳の聞こえなくなった、角の生えた子。 原作では男の子でしたよね?たしかオレとか言ってた気が。 そんでもって「阿」の治療方法も違ってましたし。 「吽」の薬も金とって売ってたけど、漫画では水に溶いたの塩だったよね? しかも村人にばらしてたし。…映画のほうが商売上手だな、ギンコ(笑)
虹郎。ほぼ出っ放しじゃないのか?(笑) そしてビジュアルイメージが漫画版より健康的でした。肉体精神共に。 漫画の草臥れた感があんまりなかったと思います。 特に思いいれもナシ(笑) まさかギンコの恋愛相談相手にまでなるなんて!!
淡幽。最近ちょっと蒼井優が気になる私にはかなりヒット。 常に肘置き(?)に寄りかかってる感じが萌えツボ刺激でした(←キモイ) 原作の淡幽よりも可愛げがあって好き。女の子〜ってかんじ。 そしてあれだ、菜箸がデラックスな感じになってましたな!! 漫画のほうはホントまんま、やたら長いだけのお箸って感じだったので。 端にあんな重そうな飾りとか付いてなかったですから。
ぬい。ポスターで見たときは、江角マキコに見えませんでした。 スクリーンで動いてるときも、喋らなきゃわかんなかったかもです。 漫画では沼につかり常闇になって銀蠱が目を覚ます前にヨキに 片目を閉じて逃げるよう指示したところで出番が終わり。 映画もそのつもりで見てたら…生きて(?)ました、驚愕。 ほんでもって、怖いよぬいさん!! 過去のシーンでヨキを逃がした後と、山小屋でギンコと再会する時のぬいが。 まあ、前者のエピソードは見てて切なかったですが。 後者のは妄執というかなんと言うか…。
最後にギンコですけどね。 漫画において私が抱くギンコのイメージは、ぶっちゃけスナフキン(笑) 表情に乏しい、常にくわえタバコ、旅をして歩いている。 そして極め付けが、決して目つきがイイとは言いがたい!!(失礼) あ、スナフキンの正式な名前が「スヌスムムリク」って知ってる?←今関係ない。 映画の彼は生命力希薄な感じではありますが、漫画よりは表情豊か。 そして、漫画にはなかった(と思うんだけど)淡幽ラブです。 …別にラブな事はいいんですけど、漫画のギンコは口に出して言わなそう。 やっぱりオダジョーがやるとオッサン臭がでませんね。 中年オトコの魅力というのが足りてないです。 …私的おっさんセンサーには引っかかりませんでした。 というか、映画のギンコは若い設定だったのかな??? 漫画のも実は若かったりして(笑)
とまあ、感想になってないけど終わり。 映画としての総合評価は、可もなく不可もなく。 以上、終わり。
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