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2007年04月23日(月) ■ |
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妄想族の戯言12。無理やり終らせてこじつけてみた感想。 |
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本日たいそうな暇っプリ!! というわけで、雑務終らせてもまだまだ余る時間。 そんな時間中に延々続いていた駄文の続きを書きました。 そして、無理やり終らせました。不完全燃焼的な終わりです(笑)
私的には、こんな思いを抱えつつ公園での事件。 トシがお亡くなりになるあのエピソードが起こった… というような脳内妄想ワールドが繰り広がってたりしてました。 ていうか今もしてるんですけど! 本当は孫も絡ませようかとか考えてたんですけど よくよく思い出してみれば、公園のエピソードが起こるまで 孫兄妹はケイの力についてはまったく知らなかったんですよね。 それを思い出して却下にして。 時間的にもそれくらい前のほうがいいかなと。 体がグングン大人になり始める時期のショウとか。 まあ、そうはいっても18ぐらいの。
ああー!すっきりした。 これでシコリも無く普通の日記が書けるわ(笑) そんなわけで、これまで一月近くにわたって書いてた駄文終了。 読んでくれた方にはありがとうと三つ指ついてお礼を。 さらっと読み飛ばした人、まったく読んでない人、ある意味正解です。
では!アディオスアミーゴ!!(←うざい)
この駄文が載ってる記事(今日より前)の日付は以下のとおり。 日付クリックで飛べます。※携帯版ではリンクされてません悪しからず。 3/26、27、28、4/1、9、10、15、16、20、21、22
無題:12-------------------------
爆風で吹き飛んだあと、ショウの上に転がっていたトシを押しのける。 ショウの体には、いたるところに弾が掠った痕と、貫かれた痕がある。 あまりの惨状に息が止まりそうになる。 急所や致命傷に至るものが無いことと、弾が体内に残っていない事だけを確認し終えて、ようやく呼吸が戻った気がした。 手にはべっとりと、ショウの血がついている。
恐ろしかった。
お前が死んでしまうかもしれなかった事が。 そして同時に流れ出る血に、生きるための欲を見出してしまったことが。 お前の背でお前に庇われながら、俺はお前の血を見て食欲に駆られそうだったんだ。 そんな自分が、死ぬほど恐ろしかったんだ。
大人になってゆくお前には、そのうち俺が必要じゃなくなる。 俺はこれから先、お前にきっとまたつらい思いをさせる。 お前に煩わしく感じられることを思うと、とてもつらい。
でも、とても言えない。 ここを出て行くと。 お前とはいられないと。 口にするのを想像するだけで、押しつぶされそうだ。
ルカはあの時、どうやって決めたんだろう。 一人で終らせてしまうことを。 彼もこんな風に悩んだりしたのだろうか。
ショウ。 俺はいつまで、お前にしがみついているんだろうな。
ケイは煙草を吸いに行ったまま、まだ戻ってこない。
「ケイ、まだ怒ってた?」 ショウが零すように言う。 「んん〜…、怒ってるっつーよりは…」 返答に困るというよりは、どう答えていいのか悩んだ様子のトシ。 頭をガシガシ掻いて唸りはじめた。 「また何か、一人で落ちてるかんじか。」 トシの言葉が出てくるのを待たずに、ショウがぽつりと言った。 わかってんじゃねーかと、トシが立てていた足を投げ出す形に座りなおす。
「自分のせいでとか、思ってんのかな。」
迷惑なんて、かけて当たり前なのに。 というか、迷惑だなんてこれっぽっちも思っちゃいない。
ケイが俺のこと煩わしくなって、出て行っちゃうんじゃないかって、ガキの頃よく思ってた。 寝たふりして、食事から帰るケイの足音が聞こえるまで、じっと起きてたりした。 もうあの頃の、ただ待っているだけの俺じゃない。 ケイに助けられてばっかりだった子供じゃない。 今の俺には、ケイのために出来ることがある。
でも、まだ足りない。もっと強くなりたい。 ケイが不安にならないように、俺にできること。 ガキの頃にケイがしてくれたように。 強く仲間を守ることが出来るように。
もっと強くなるよ。 ケイ、きっと大丈夫だからさ、一人で悩むのもうやめよう。
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