カミサマへの手紙
死ぬのは決して怖くない。
カミサマがそこで待っててくれるから。
カミサマ、まだ会いに行っちゃいけないの?
いつまで待てば会いに行っていいの?

2005年10月31日(月) ごめんなさい。

どうして僕は今生きてる?
あの人がいたから生まれて、生きるはずだったのに。
あの人に置いていかれて、どうして僕はまだ生きてるの?
僕は何のために生きているの?
あの人が褒めてくれるから頑張った。
あの人が喜ぶ顔を見るのが幸せだった。
あの人のそばにいられて、あの人に話しかけられて、あの人と一緒にいられれば幸せだった。
何度後悔してもしたりない。
あの時どうして僕は付いて行かなかった?
どうして僕はあの人の言葉に頷いたの?
あの人の言葉は別れの言葉だって解ったのに、どうして僕はそれを受諾したの?
僕はあの人のそばにいるのが幸せじゃなかったの?

あの人は僕がそばにいても幸せじゃなかった?
僕はあの人には重荷だったの?
僕はあの人に捨てられたの?
どうして?
どうして?
僕はあの人がそばにいてくれたら良かった。
あの人が誰を好きでいてもいい。
ただ僕を側においてくれるならそれでよかった。
ただそれで幸せだったんだ。

僕はあの人を見殺しにした。
あの人が彼を好きだったから、だから僕はあの人の背中を押したんだ。
それがあの人を傷つけるなんて知らなかったんだ。
あの人を僕は裏切ったんだ。
僕はその罰を今受けてるんだよね。
でも、その罰は僕には重すぎるよ。
僕はいつあの人の所にいける?
僕はいつ行けるの?
どうすれば行けるの?
どうすれば、いつ、僕は死ねるの?
ごめんなさい。
ごめんなさい。
何度謝っても罪は償えないし、あの人は戻ってこない。
僕の元に戻ってきてくれない。
僕が会いに行かない限り、あの人とは会えない。
それでも、ごめんなさい。
取り返しのつかないことを僕はしてしまった。
ごめんなさい。
ごめんなさい。


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