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男の苦しみ
2006年04月03日(月)

ついに季節は春です。 東京のほうはもう桜が満開みたいですね。 しかし、私の牧場は・・・














まだ冬です














雪なんか降っちゃってます! もういい加減暖かくなってほしいものです。




今回のテーマ 「男の苦しみ」

気がつけば四月。 四月といえば新しい生活のスタートですね。 私の牧場でも新人さんが数人入社してきました。 この新人さん達はまだ調教にはでれないので、牧場で飼っている乗馬馬で練習をしています。 その乗馬練習を見ていて私が始めて馬に乗ったときのことを思い出しました。

私が本格的に乗馬を始めたのは大学でのことです。 大学に入る前から競馬界での仕事を夢見ていた私は、大学に入学すると同時に馬術部に入ることを決めていました。 私が入った馬術部はほとんどの人が乗馬経験のない人ばかりの部で、部の先輩達から一から教えてもらうといった部でした。 馬術部に入って馬の手入れや、厩舎の掃除などを一通り覚えたところで、ついに乗馬練習になります。 その乗馬練習で恐ろしい出来事がありました。

その恐ろしい出来事とは、速足を始めた時におこりました。 馬の速足とはトントントンといった感じで馬から反動があります。 この反動を体を柔らかくして、鞍の上に座ったまま速足を進めるのが正反動といわれるものです。 そして、この反動を軽く腰を浮かせることによって反動を抜くのが軽速足といわれます。 問題は始めての正反動での練習をしているときに起こりました。 
 初めての速足、まだ馬に乗ることにそんなに慣れていない自分は緊張もあり、馬の上でしがみつくように体がガチガチになっていました。 そんな状態で速足をするわけですから、当然のように馬からの反動を吸収できる訳もなく、鞍の上でドンドンと跳ね上げられてしまいました。 その時、私を教えてくれていた先輩は女性の人でした。 ここが重要です!

先輩 「カロ君初めての速足の感想は?」

カロ 「なんかものすごく跳ね上げられてますね」

「体が硬くなっているから跳ね上げられるんだよ〜」

「そうなんですけど、なんか落ちそうで必死になってしまいますよ」

「体を前かがみにならないで、体を起こしてリラックスすればいのよ〜」

「なかなかむずかしいですね〜」

と、そんな会話をしながら、必死に速足をすること数分・・・




















ハヮ!!!







鞍をまたがるようにして乗る乗馬。 ドンドンと跳ね上げられると自然に男の人は打ちます。 何を打つかというと・・・



























ゴールデンボール







またの名は・・・


















自分の息子










いや・・・






















もう一人の自分








と、そんな呼び名は置いといて、打ちます。 初心者の人はかなりの確立で打ちます。 そんなときは・・・





















馬なんて乗ってる場合じゃありません





しかし、当時の私はまだ恥じらいののこる10代の好青年。 この好青年には言えません




















先輩キ○タマ打ちました





















なんて言えませ〜ん




ということで、馬の上で前かがみになる私。 そこへすかさず先輩の激が飛んできました。





「は〜い カロ君前かがみにならな〜い リラックスリラックス」



















リラックスなどできるか〜〜〜






女の先輩には解らない痛みが、俺のゴールデンボールが































ゴールデンボ〜〜〜ル







そんな痛みを新人君たちの乗馬練習を見ながら思い出しました。






↑本当に困った問題ですよ

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