浅間日記

2010年12月23日(木) ただ福が去るのを待つのみ

ムンプスウィルスの感染による流行性耳下腺炎。

いったいいつ頃から誰が、この病気に「おたふく風邪」という
福々しい俗称をつけたのだろう。
じゃあ海外諸国では、どう呼ばれているのだろう。天使の頬?



そうしたわけで、顔の両側が広がった小さいYは、小さい福の神なのである。
写真に撮られたり、皆から可愛いだの腫れてるだのと
ヤイヤイ言われるので、ちょっといじけている。



特別な療法がないのも、この感染症の特徴である。
ただ、「福が過ぎ去る」のを待つのみである。
まったくのんきで変な病気である。

しかし、成人が罹患すると様々な合併症を引き起こすなど、
深刻に怖い面もある。

かといって予防接種できっちり対応する、というよりも、
子どものうちにしっかり早くかかっておけという風潮があるのも面白い。


2006年12月23日(土) 
2005年12月23日(金) パレオパラドキシア


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