どんなに遠く離れても、 私を必ず見つけてくれる瞳がある。 それは暖かく私を包み、 時に何気ないタイミングで寄り添うように そばへ舞い降りてくる。 長い年月を繰り返し生きてきて、 それなのに分からないことばかりの私が 人に与えられる事といったらたかが知れていて。 癒され助けられるのはいつでも自分の方だと 最近の自分の不甲斐無さに気後れしながらも 文字を打つその手に力がこもって来る。 いつだって忘れられない綺麗な笑顔を 思い出せば、また一つしっかりしなくちゃと 背中を押される自分に出会う。 優しさは人から人へ、手を繋ぐように 暖かくしっかりと手渡されていくもの。
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