別の友達が。今日。
「暇さえあれば書いてるんだよ。小説」
と、さらに別の、最近話すようになった友達に説明してくれました。
……ええ。また打ってました。携帯で。
昨日今日とドリもちまちま打っているんですが、
仮名も打っていて、仮名の方が書き溜めたので。
今日は仮名の走り書きなんぞ。
れっつごー。
嘉北(かきた)和那(かずな)。民俗学教授助手。あだ名はワナ。
一年前、教授らと共に式の村と呼ばれる村近くの山中で、古い鬼の封印を解いてしまう。式神使いである佐々木玄冬によって自らの体内に鬼を封じ込め、現在玄冬宅に居候中。
……居候だ、って言えなくなったなぁ。
時計を見てまだ早いことを確認すると、私はぼんやりとそう思った。
室内はやっとカーテン越しにほの明るくなってきたところだ。もう少しこうしていてもいい。
隣で眠る玄冬さんを見る。間近ですやすや眠る寝顔を今は安心して見られる。大丈夫。ここはもう病院ではない。
昨夜のことを思い出して、照れるような、幸せな気持ちが胸を満たす。私の方に傾いた頬にそっと手を伸ばす。一晩中このままだったのだろうか、眠る時に握り合った片手が温かい。
触れた玄冬さんの肌が心地いい。指を滑らせ、唇に触れる。穏やかな寝息に誘われて薄く開いた形をなぞる。
玄冬さん。
生きてくれて、ありがとう。
とりあえずここまで。
もうちょっと続くかな、と。
「
仮名」はかりなと読みます。桜のとなり下で。の小説その他で連載中。
今はとなり下と一緒に更新停止中ですが。(苦笑)
これは-5の最後の、翌朝。
佐々木家にて。
いや、ほんとはここの前、つまり夜の最中(おい)を本編にも入れたかったんです。でも内容がこういうのなので、本編の流れに邪魔かなーと割愛しました。
えーと、書いてて恥ずかしいです。
睦言。(沈黙)