2004年05月04日(火)
白竜ドリを走り書きしてみる。4
白竜ドリです。 ふっふっふ、待ってろよ友達。今度こそ西遊記をちゃんと持って行って強制的に借りさせるぜぃ!!(おい) 西遊記は網羅している、と言ったにも関わらず。万聖竜王を知っているか?と尋ねたら知らないと返って来たので。 ……ごめんよ、俺の犠牲になってくれ。(誰ですか) ↓は、携帯の書き溜めに、パソコンでちょっと追加しました。 四、は悩んだんですが結局こんなん。 紙製のワープロもどき、も考えたんですが、それだとちぐはぐな感じがするので。 れっつごー。
叶わないはずの願いが叶って。 傍にいて。 何を不満に思う? ……わかっていた。 本当は、まだすべては叶っていない。 この思いは、もっと貪欲で。
三蔵たちに同行するには、いくつか条件がつけられた。 一。夜間、眠る時は必ず女の姿に戻ること。女の体のリズムが狂うのを防ぐためだ。 二。体術を身につけ、自分の身を守れるようになること。何かと危険の多い旅路なので、これから先必ず必要になる。 三。未来に何が起こるのか、決して教えてはいけない。星蘭が知らない事件も多いが、重要なことを多く知ってもいる。教えてしまえば苦難が苦難にならない。 四。寺院に立ち寄った際は必ず報告書(?)を書いて送ること。専用の道具を貰った。一見普通の紙なのだが、筆で書いて、「送」と命じると字がすぅっと消えて観音菩薩の元に送られる。表向きの理由であり、観音菩薩が星蘭を加えたそもそもの理由であると思われる。 五。……落とす。
最適なのは悟浄だ。という判断の下、暇さえあれば星蘭は悟浄に戦い方を教わっている。 「最初は真面目にやってくれるんだろうけどなぁ。長続きするかって考えると。悟空は俺のことからかって終わる。八戒は途中で飽きる。でも悟浄ならそのまま続けてくれる気がする」 三蔵は苦笑いで同意し、悟空はうききと笑い、八戒は不満そうな顔をしたがじゃぁ教えてくれるかと聞けばあっさり降参、悟浄はもっともらしく頷いて請け負った。 男の体はありがたいことに運動神経と体力が備え付け?で、運動不足だった星蘭はすごく助かっている。 その日も夕暮れ時になり、近くに見つけた寺に止めてもらうことが決まった。荷物を置いて、しばらく床に寝転がって伸びていた星蘭がひょいと起き上がる。もちろん男の姿だ。 「悟浄、いい?」 「あぁ、わかった」 広くはない室内で準備体操をして、組手を始める。
絶対悟浄でしょう! これから先、悟浄には色々と役立ってもらいます。 よっ、棬簾大将♪
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