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あるこのつれづれ野球日記
あるこ
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2006年08月05日(土)
“といえば?”ゲーム


 今年度に入ってから、急に職場の人とプライベートで飲む機会が増えた。そんなある飲み会でのこと、1次会から2次会の会場へ移動する途中、すっかりテンションの上がった私たちは、ゲームを始めた。それは、“といえば?”ゲーム。たとえば、「B’zと言えば?」なら、B’zの中で一番メジャーな曲は何かを答える。同じ答えの人が多ければ多いほど勝ち。この日は、7人でやっていたので、なかなかの盛り上がりをみせた。

 それに乗じて、「高校野球の“と言えば?”ゲームをしよう」と発案したのは、社内では私と双璧の高校野球好きNさん(1977年生まれ・♂)。もちろんノッのは私だけだったので、二人で細々とプレーボール。これは、各都道府県で一番印象に残る甲子園出場高校名を答えるもの。彼とはほぼ同世代なので、たいてい答えは同じだった。青森といえば、“青森山田”だし、石川といえば“星稜”だった。ところが、この問題。「じゃあ、高知といえば?」

「明徳義塾!」
「高知商業!」

 前者がNさんで、後者が私。Nさんが、ちょっと引いた。やっぱり、私の頭の中で甲子園は90年代から進んでいないようだ。ところが、Nさんはこう言った。「高知と言えば明徳でしょー。92年の5敬遠とか、大逆転負けした98年の横浜戦とか。リアルタイムでしょ?」。確かに。5敬遠もテレビの前で見て、スタンドと一緒になって「勝負!勝負!」ってわめいていたし、横浜戦のハイライトを見て、「やっと明徳からヒールのイメージが薄らぐなあ」と思った記憶がある。あれも90年代だったんだ…。なのに、何故だろう。私の中で、高知と言えばやはり高知商業なのだ。ゲームが、これ以上続けられることはなかった。不思議な盛り上がりは跡形もなく消えた。

 今日、高知商業が初戦を突破したので、ちょっと書いてみました。