2025年04月21日(月) |
万博は地獄か天国か・・・ |
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万博の入場者が1週間で50万人を超えたと万博協会が発表したが、なんとその数には業者やボランティアスタッフ、万博関係者なども含まれていたらしい。つまりお客さん以外の人数もカウントされていたということである。会場にいた全人数を無理矢理に「入場者」にしてしまったのである。なんてセコいことをするんだろうか。
ただ、万博を純粋に楽しみにしていて、帰ってきてから「すごくよかった!」と語っている人もいるのである。だからそれほど悪くないのかも知れないとも思うし、辛坊治郎のように「爆死しても行く価値がある」と語ってるアホもいるのだ。
オレは仕事でやむなく万博会場に行くことになる。それは本当に「仕事」なんだから仕方ないのだ。行きたくないけど行かなければならないのだ。せっかく行くのだから自分の目でしっかりと「万博のどこがダメなのか」を視察してこようと思っている。
会場はとにかく広いらしい。だったら健康のためのウォーキングでもしてこようと思っている。予約してまで観たいものはないからだ。
交通手段は地下鉄が一番便利なようだが、無人運転のシャトルバスもなかなか便利らしい。そして万博会場の横ではカジノIRのための工事が並行して行われているということである。万博はしょせんカジノIRの前座だからそちらの工事が実はメインなのだ。
万博会場は雨風に弱いという。ただ、これからもっと恐ろしいものがやってくる。それは「猛暑」である。冷房の効いた室内で過ごせる人数は限られている。数万人の入場者が、猛暑から逃げられずに日陰を求めてさまよい歩き、バタバタと熱中症で倒れる悲劇が待っているかも知れないのだ。大阪の夏の暑さを舐めてはいけない。オレは日中に外を歩くことをできるだけ避けている。極力冷房が効いた室内か車内だけで過ごすようにしているのである。
しかし万博会場は基本的に屋外である。ボッタクリングの上は夏は灼熱地獄になるだろう。そして駐車場の熱せられた地面からは地中のダイオキシンが空気中に放出される。メタンガス以外にも硫化水素とかヤバいものがたくさん出てくるだろう。それが「最終処分場」という場所である。埋めてから何十年もかけてやっと危険がなくなるのである。ついこの間まで最終処分場として使用されていた夢洲を無理に埋め立てたわけで、地中の有害物質の上に広く薄く土やアスファルトを掛けただけの土地なのである。
オレは鼻がよくきく。通常人の何倍も敏感だ。オレが会場に行けばその敏感な鼻で何かを感じ取れるかも知れない。オレは1時間前に誰かが屁をこいた部屋でも「誰かここで屁こいたやろ!」と指摘できるほど鋭い嗅覚を持っているのだ。だからオレはぜひとも「万博の匂い」を知りたいのである。
万博が天国なのか地獄なのか、オレはそれを自分の目で確かめたいと思っている。その時はここで「万博視察記」を記事にするつもりである。
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