世にもいい加減なネバーエンディング海外ドラマ
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2006年10月14日(土) すもーるびる

馬場の近く。猫とたわむれるラナ・ラングを、眩しそうに見つめるクラーク・ケント。
呼び掛けながら、近付く。

クラーク「やぁ!ラナぁ」ラナ「あら、クラーク」
クラーク「どうしたんだい?その猫」
ラナ「おばさんが無理矢理預けられたのを」
クラーク「今度は君が?(笑)」

と、言いながら近付く途端、力なく倒れるクラーク。

クラーク「うぁ…」
ラナ「クラーク!!」
クラーク「そこにいて!…大丈夫…。」

苦しみながら、なんとか目を開け、ラナを見るクラーク。
ラナの首に、クリプトナイトのペンダントは無い。


クラーク(N)「ラナじゃない…うぅっ、なぜだ…どこに…」

ラナ「でも、大丈夫そうに見えないわ」

クラークにかけよるラナ。
猫がラナの手からすり抜ける。
クラークを支えるラナ。


ラナ「クラーク!」

ふっと力が戻るクラーク。

クラーク「あぁ、ラナ。本当にもう大丈夫だから」
ラナ「本当?」
クラーク「あぁ、ちょっとつまづいたみたいだ」

怪訝な顔をするラナ。
クラーク「本当、もう平気だよ。それより猫が」
ラナ「大変!!おばさん、じゃなくて、ビルさんに怒られちゃう。探さなきゃ」
クラーク「僕も手伝うよ」

と、茂みから猫がそろりと出てくる。二人のほうをみている。

クラーク「賢い猫だ。自分から出てきたよ」
ラナ「ホント。名前かえなくちゃね、スマート・ビルに(笑)」

クラーク「え?まさか」

クラークを見つめる猫の瞳がグリーンにキラリと光る。

ラナ「ね、隕石と同じ色に光るでしょ?」
クラーク「あぁ、そ、そうだね」
ラナ「ビルさん名前も言わずに預けて行ったの。町の名前と同じなのもどうかと思ったんだけど、あの目の色がそう呼んでって言ってる気がして」
クラーク「そ、そうかもしれないね。でも、そんな落ちなんて…」
ラナ「ここはスモールビル。なんでもありよ(笑)」

にっこり笑って猫のほうに手をさしのべるラナ。かけてくる猫。
慌ててラナから離れるクラーク。

クラーク「じゃあ、もう行かなきゃ、ネタ切れなんだ」

俊足で去るクラーク。

ラナ「クラーク!?…ネタ切れ?」

呆れて苦笑いして猫を見るラナ。
ラナの足元で答えるように鳴く猫。


moto |M@IL日常こんな劇場(^▽^)ノネェネェd(@^∇゚)/前向きに

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