白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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2006年04月21日(金) スペイン道中【バルセロナ前半〜ガウディとピカソ】

スペイン観光初日はガツンとサグラダファミリアから始まった。「いきなりメインディッシュからスタートか…こりゃ、まいった」などと思いつつ、人もまばらにバルセロナの街をツアーのバスでサグラダファミリアに向った。

サグラダファミリアは……凄かった。ひとめ惚れするほど素敵だった。まだ建設途上なので、あちこち足場が組まれた状態なのだけど、そこがまた魅力的だった。イタリアの大聖堂を見た紳士に言わせると「完成してないからイマイチ感想が…」とのことだが、建築・建設系の人間にとっては「足場萌え」な訳で、ものすごく良かった。そして、その勢いだけでもって、運動不足の身体を鞭打って30階建て相当の建物を歩いて昇ってしまったのだ。(翌日から酷い筋肉痛に苦しむことになる訳だが)建物の躯体も凄ければ、彫刻も素晴らしかった。柱から壁から「いちいちスゴイ」としか言いようがなかった……と言っても過言では無い。

サグラダファミリアの後は、ちょろちょろ市内を観光して、これまたガウディの建築物が終結するグエル公園へ。グエルさんと言うガウディのパトロンだった人の別荘があった場所らしい。ここの建物も素晴らしかった。建物の壁がピンクだったりする訳なのだが、日本では「ありえねぇ…」って色でも、スペインの空の下だと、しっくり馴染むんである。旅の幻影が見せた幻……ではなくて、周囲の自然との調和の問題だと思う。逆に日本のシックな建物をスペインに持ってきても、イマイチだと思うので。

ガウディを満喫した後、バルセロナの古い町並みが残る地域にあるピカソ美術館へ行った。絵画を観るのは大好きだけど、ピカソはちょっと苦手……な私が以外にも「ピカソって良いかも…」と思うカルチャーショックがあった。絵画については、後日改めて書きたいと思うのだけど、作者が育った場所で本物を観る…ってのは大切なのだと思った次第。ピカソ美術館と言ったところで、有名な作品はほとんど無かったのだけど、絵画好きの人なら充分に楽しむことの出来る場所だと思った。

あぁ…初日だけどスペインに来て悔い無し…

そう思うほどに自らの欲望を満足させた私だったが、これで観光初日。まだまだ前半。バルセロナ後半は明日へ続く…ってことで今日の旅日記これにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2005年04月21日(木) こう見えて。あるいは、どう見ても。
2003年04月21日(月) 逝く春
2002年04月21日(日) 真面目を恥じちゃいけないよ♪

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