お食い初め翌日の日曜日は恐ろしく寒かった。
前日、張り切り過ぎたせいか、朝からグッタリ気味で何もする気にならず。本当なら少しくらい寒くても娘を散歩に連れ出すのだけど、たまには休憩もアリと言うことで。親子3人川の字になって昼寝をしたり、撮り溜めていたアニメを観たりして怠惰に過ごした。
夕方になってダラダラモードが抜け切れず「おかず」を作って並べる気にならなかった。「今日は手抜きでもいい?」と夫に聞いたら「何か出前でも取ろうよ」と言ってくれたのだけど、前日にご馳走を食べているし2日続けて豪気にいくのもなぁ……とて、冷蔵庫の中身をチェック。いい具合に材料が揃っていたのでスパゲティ・ナポリタンを作ることにした。
私達が子供だった頃。パスタはスパゲティと呼ばれていて、料理方法と言えばミートソースかナポリタンくらいしかなかった。アルデンテなんて茹で方は無くて、麺の腰が無くなるくらい茹でていたように思う。いつしかスパゲティはパスタと呼ばれるようになり、料理方法も多彩になって、そういった物は作らなくなっていたけれど、たまには昔風のスパゲティもいいかなぁ……と。
スパゲティは芯が無くなるくらいに茹でて、ハム・玉葱・ピーマン・椎茸を炒めてスパゲティを投入。塩、胡椒、オイスターソース、ケチャップで味付けして出来上がり。スパゲティ・ナポリタンにトマトと茄子のサラダと、ワカメスープを添えた。
何年かぶりに食べるスパゲティ・ナポリタンはやけに美味しかった。「子供の頃はミートソースの方が好きだったんだけどなぁ」と夫。甘くて少し酸っぱい味がなんとも言えない。懐かしさ込みの美味しさなのだと思うけれど、たまには昔風のスパゲティもいいものだなぁ。
スパゲティ・ナポリタンは少しくどい味なので、しょっちゅう食べたい物では無いけれど、休日のお昼なんかに作るのは良いかも知れない。また間を空けて作ってみたいなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。