白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2012年11月28日(水) 認めてもらいたい生き物。厳しい寒さ。

昨日、娘が「大きくなったら、お母さんみたいなお母さんになりたいんだけどなぁ」と言った。

私はこの言葉ほど強烈な賛辞を受けたことがない。嬉しくて可愛くて泣きそうになってしまった。一生レベルの胸キュンと言ってもいい。夫や、かつて恋人と呼んだ人達もここまで私を有頂天にさせてはくれなかった。

どうして、こんなに嬉しく思うのかを考えてみた。たぶん人間は自分を誰かに認めてもらいたい生き物だからだと思う。誰かに愛されたり、必要だと思われたり、「頑張ってるね」と褒められたり。昨日の娘の言葉にはそれら全てが含まれていた。子どもって凄い。たったひと言で親を幸せにすることが出来るのだから。娘を育てる事をメインとした専業主婦生活は幸せだけど楽ではない。だけど、これからも娘の事に関してだけは手を抜かずに頑張っていこう……と強く思った。

……と。この話はここまで。

ここ数日の寒さには心底参る。冬は寒いのが当たり前とは言うものの、まだ12月にも入っていないのに、こんなに寒いだなんて。年明けはどれくらい寒いのかと思うと気が遠くなりそうだ。夫と娘を送り出した後、身体を動かしている時は平気なのだけど、昼食等で「じっとする」と、とたんに寒さが身に染みる。一人でエアコンをつけるのは勿体ないので、ホットカーペットを半面だけつけて、炬燵に入ってダウンコートを着て寒さを凌いでいるけれど、この作戦でいつまで頑張れるのやら。少なくとも娘が冬休みに入って家にいるようになったら、そうもしてはいられない。節電の努力はしているけれど、この冬は電気代が恐ろしい。

そして寒いと言えば、娘の体育教室の付き添いも厳しいったらない。体育教室のあるスポーツクラブの建物は古くて、体育館に空調は入っていないのだ。子どもたちは運動をするので、それでも汗をかいているけれど、ギャラリーでじっとしていると深々と身体が冷えてくる。もっと寒くなったらストーブを入れてくれるそうだけど「無いよりマシ程度」とのこと。今もたっぷりと着込んで、暖かい飲み物を持って対策しているけれど、次回は湯たんぽを持っていこうかと検討中。

自分だけ寒いんじゃない。日本中、どこに行っても寒いのだ。大阪なんてまだまだ寒くないはず。もっともっと寒い場所で頑張っている人もいるのだ……と自分を叱咤する今日この頃。寒さに挫けず頑張らなくちゃなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


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