Art-Hanaの日記

2009年03月25日(水) やった〜!「天城越え」

ぼつぼつと花の便りが聞かれようになって京都もあちこちと、お花見の準備が整うてきているみたいで、春本番、桜の季節・・・が来るとわたしは一つ今年もつつがなう歳を重ねさしてもらいます。やっぱり桜の花の頃になると、なんか、ほっ、と、ほっこりします。しかし今年のこの時期はいや昨日は疲れました。わたしはあんまり野球というのは詳しくもなくあんまり分からへんのですが、なんせイチローさんのフアンなんで気が気ではなく、もう後半の方はTVを見てられへん、じっとうしてられへんので、「そや、玄関のお花の花瓶が薄いブルー色やったんで、「侍ジャパン」のユニホームが藍色とオレンジやから、オレンジの花瓶に変えてみたり、玄関の壁に掛けてある絵は濃い青と藍色でまとめて金の玉をわしづかみに上がって行く龍を描いた絵で、これはわたしが描いたもんで、これで藍色とオレンジ色でユニホームの色と一緒になり、よし!と、もう気が気でなかった。いつでしたか?・・・そうそう去年の大晦日紅白の時やったか?たまたま、石川さゆりさんが「天城越え」を歌うたはった時に見た。バックのスクリーンにイチローさんの映像が映った。この「天城越え」はイチローさんのテーマーソングにしてはるそうで、わたしは今まで演歌というのはあんまり聞かへんほうやったんで、へぇ〜、て、見ていた。そして納得した。イチローさん、いや「イチロー」らしい!!と、 イントロの和太鼓での「ドンドンドンドン、ドドントドンドン」と静かにしかし迫って来るような気(魂)を引き締めるような音がこれど日本人にしか分からない音や思う。歌詞はというと「隠しきれない移り香が、いつしかあなたに浸みついた、誰かに盗られるくらいなら、あなたを殺していいですか」と一番目の歌詞が入る。それから二・三番から・・・「山が燃える。・・・あなたと越えたい天城越え」と何度も歌詞が出てくる。わたしは身震いしました。これは男女の惚れぬいて燃え上がってやまない恋、愛、の歌ではない。自分の惚れぬいた野球への道、人生への道に対して燃え上がってやまない挑戦や!何か壮絶な戦い試練(磨き)の歌やと・・・。イチローはその上でのカッコ良さ!ここぞの時に「神が降りて来る!」・・・んかも。この人も「天地人」を持った人ではなかろうかとさえ思うた。それからわたしも気持ちがうっとうしいなると、この「天城越え」の歌を思い出したり聞いたりしてみる・・・。身体がしゃんと(なんとなく背筋が伸びる)なるような気がする。 昨日は大方の日本中の人が感動の喜びに浸らはったと思う。このところ、もうええかげんな暗いニュースが多い中、「侍ジャパン」によって、久方ぶりに日本中が歓喜に満ち沸いたのに感謝感激!人々が心から感動しての嬉し泣き、嬉しい笑い顔というもんは、ほんま、ほんまにええもんで嬉しい。ありがとう!ほんま、おおきに!!!


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