死にたくないけれど、水になりたいと時々おもう。仕事や、人付き合いや、恋人や、なによりも自分自身の「いやらしさ」が面倒くさくてどうでもよくなって、すべて断ち切って何も考えずに流れていきたいとおもう。こういうとき、人生に確固たる目的や意味があって、それに向かって精進しているひとが本当にうらやましくなる。わたしは羨んでいるだけで、なにもしないのだけれど。