2002年01月05日(土) |
正月終わって日本人に目覚める。 |
あっという間に正月休みも終わり。 昨日は本年初出勤でした。 まだ、休みの所も多いようで電車はガラガラ。 毎日こんなだったらいいんだけど、却って仕事する気がなくなるかな?
ところで今日の新聞でアルゼンチンの事が載ってたけど、いつもは大手新聞に文句をつけたくなることの多い僕もなるほどと思う記事が載ってました。
要約するとむしろアメリカのドル、また経済活動そのものを吟味するような内容なんだけど・・・ 経済的危機を迎えてるアルゼンチンでは自国の通貨ペソの信頼がまったくない。 各地で暴動も起きてるし、労組連合が先頭にたって連日デモが繰り返されている。 そんな中で、あてにならない通貨を介在しないで物物交換がかなり盛んに行われているという記事だった。 こうなると通貨切り下げなんてあまり関係がないし、そもそもアメリカ的な経済活動を真似する必要もない。 文化も歴史も違う他国に、そもそもアメリカ的な政策や価値観が当てはまると思うこと自体どうかな?っと常々思っていた僕には中々面白く感じた記事であります。
それにアメリカ内部でも、ある地方は既にその町独自の通貨を使っていろいろな経済活動を行っているらしく、なるほどさすがは自由の国、広い国だわいと矛盾するようだけど感じてしまったのであります。 世界の基軸通貨としてのドルをコントロールできるのは多国籍企業とアメリカ政府だけの「怪物」、と評した人もいるけど同感です。
ユーロもその可能性はあるけど、大人の国ヨーロッパのことだからアメリカのようにはならないでしょう。
こんな時、僕は日本の出番だと思うんだけどどうだろう? 敗戦国としてアメリカの作った憲法で統治を行ってきたけれど、飲み込まれつつあるものの日本的なよさをまだまだ文化として残しているし。
戦後「日本人の精神年齢は12歳」と評したアメリカ人がいたけれど、その中には反面「ワンネス」の思想があるわけで、僕としては自立さえ出来ればむしろいいことじゃないかと思ってるんだけど。 未だ日本人には聖徳太子以来の「和を持って尊し」の思想が生きてるよね。 この「和を持って・・・」ちょっと漠然としていてよくよく考えるとわかりずらい言葉ではあるけど、ワンネス=全てはひとつと言う観点から見ると生き方の原点のような気がするんだけど。 そう思う僕はやっぱり特殊だろうか? それとも○翼にまちがえられるだろうか?(^^ゞ
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