A Thousand Blessings
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2007年07月16日(月) オリジナル編集CDR 【 黄金の月〜スガシカオの世界〜 】









こっちのブログとあっちのブログに同時投稿です。
みなさんお元気でしょうか?
ちっとも更新されないのに、熱心に覗いてくださる方に申し訳なくて。
すみません。。

だいぶ、元気になりました。
安心してください。

あるべき姿で待つ未来に生きるために、努力している毎日です。
大切なひとのために、何かをしてあげたい。
それだけを考える日々です。
思いを寄せるということが、すでに僕自身のシアワセとなっているわけですから、
見返りなど求める必要もないのです。

ただひとつ求めるものがあるとしたら
それは、コトバ、でしょうか。

「ありがとう」の一言で、僕は何もかも肯定したくなります。

もちろん僕も、「ありがとう」を忘れません。

 




オリジナル編集CDR 【 黄金の月〜スガシカオの世界〜 】




1 青空

2 奇跡

3 アシンメトリー

4 夏陰

5 光の川

6 夜空ノムコウ

7 Hop Step Dive

8 Progress (Family Sugar Version)

9 黄金の月

10 秘密

11 サナギ〜theme from xxxHOLIC the movie〜

12 あまい果実

13 8月のセレナーデ

14 春夏秋冬

15 愛について

16 真夏の夜の夢




DVD『Shikao & The Family Sugar ~FAN - KEY PARADE '07~ in 日本武道館 』(特典ディスク付)
計210分を一気に観た。僕がここ3年間に購入したライブDVDの中でもほぼトップに位置する
とてつもない傑作!文句をつける部分は一箇所もなし。何もかもが素晴らしい。
スタジオ盤で聴きなれたナンバーがほぼすべてパワーアップされていて、スガシカオ自身の
歌唱も自信に満ち溢れ、実に堂々としている。見た目よりもずっと逞しい人なんだな、と痛感した。

ドラムスの沼澤尚とベースの松原秀樹の実力については今さら説明の必要もないが、
それにしてこの二人の力量は尋常ではない。今の日本のいわゆるスタジオミュージシャン系の
リズムセクションでは山木秀夫(ドラムス)〜美久月千晴(ベース)と双璧ではないかと思う。
そんな沼澤&松原が、スガシカオの音楽が放射するオーラを何倍にも増幅していく。
ライブという空間においては、最も正しい方法で音楽の再構築が行われたことになる。
いわゆる、別もの、というやつである。

ではスタジオ盤のスガシカオが迫力でライブに劣り、音楽が小さく感じられるかというと、
これもまたライブに対する別ものという感覚でとらえるべき独特な世界なのだ。
つまり、スガシカオはスタジオとライブで二つの顔を使い分けていることになる。
スライ&ザ・ファミリー・ストーンの傑作アルバムに『フレッシュ』というのがある。
同じスライの『暴動』と並んでおそらくスガシカオに最も影響を与えているアルバムだと推測するのだが、
そのアルバムの録音というのが実に密室的で、外に放射するのではなく内にそのエネルギーの
行き先を求めていく感じ。それはやがて、13年後のプリンスの『パレード』へと受け継がれていくことに
なるのだが、スガシカオも、そのような密室的な録音が醸し出す
ある種のエロティックかつファナティックな世界に強く依存していくタイプのアーチストなのだろう。
そこに、僕は魅力を感じている。言ってみれば、それがあるから、スガシカオのスタジオ盤は
僕にとってかけがえのないものになっているわけだ。

彼には素晴らしいベストアルバムがあり、その選曲と多くの部分で重なるが
僕が編集CDRを作る最大の意味は曲順にある。
このCDRを大切な人に聴かせたい。そう思うとき、僕は何時間もかけて
選曲し、曲順を決めていく。その作業は実に楽しいものであり、
また音楽と正面から対峙する格好の機会でもあるのだ。
大切な人を喜ばせたいと思う気持ちと僕自身に音楽を聴く喜びを思い出させたい気持ち。
それが同時に存在するかけがえのない時間ということ。。。





響 一朗

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