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■ 「 」
酔う、事は、気持ちがいいから、好きだ。 映すもの全てが、朧気になるようで、 少しだけ逃げる事が出来るから、好きだ。
綺麗な言葉を、使うのが好きだった。 愚かな想いも、逃げている自分も、すべて、 覆い隠してくれるから。
立ち上がる事が出来ないだけなのに、 動き出す事が出来ないだけなのに、 それを正当化する事が出来たから、好きだった。
不安で、不安で仕方なくて、 でも、度を越えた束縛は愛ですらなくて。 ただ、あの人を「所有物」として見る、だけのことで。 わかっているのに、その思考から抜け出せないのは。 どうして、だろうか。
いらいら、する。多分、気持ちが悪い。 何も、見えないけれど、いい、気分じゃあない。
…また、乱すのか。どこまでも、いつまでも。 座り込めもしないのに、ただ、それだけを見せ付けて。 いったい、何が、残る。何が、したいって、言うんだ。
「大したことじゃない」「もう慣れた」 それを繰り返しても、消えないのは、何故だ。畜生。
2005年12月10日(土)
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