最近、とっても幼稚園好きなれお。母としては息子が喜んで幼稚園に通う姿というものは本当に嬉しいものです。 幼稚園の帰りは必ずブランコでひと遊びし、ポップコーンを買って、たいがい家も近いマテウスと一緒に歩いて帰ります。マテウスがいない時は一緒に帰れそうな子を探して「今日はあの子と帰りたい」と言ってみたり。とにかく、お友達が大好きなれおです。 去年は本当に幼稚園に慣れなくて大変な思いをしました。幼稚園に通わせる意味ないんじゃないか?というくらい、母も毎日教室で遊びました。何度言い聞かせても何度慣れた素振りをみせてもやっぱり別れ際には大泣きしました。ほぼ1年がかりだった慣らし登園生活。あの頃からは本当に想像がつかない現在です。子供は着実に成長しています。 しかし、そろそろ帰任が近づき、せっかくなれた幼稚園やお友達ともお別れになるのです。 人生に出会いや別れはつきものです。なにもブラジル⇔日本のみならず、日本国内で生活していたって別れる時はたくさんあります。 しかし、彼はここで生まれ約4年間をここで過ごし、ここで泣き笑い大きく成長してきたのです。この4年間はきっと彼の記憶の中に残るものは少ないとは思うけれど、彼という人間が初めて生きた場所なのです。 そして、その成長を一緒に見てきてくれたたくさんの人たち。たくさんのお友達。その人たちと別れると思うとやっぱり寂しい。 れおは別れるという実感は全然ないだろうけれど、やはり寂しいと思う。 日本を恋しくおもう気持ちと同じくらい、ここでの4年間をいとおしくおもう。 なんて、センチメンタルな事を考えた1日なのでした。
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