金網よ、こんにちわ。 |
斎藤由貴の歌とは何の関係もありません。 ---
その日は朝から雪がチラついていたわけだが、前日出張し直帰した私は重い荷物を持って会社に行くのが嫌だったので、前の日から「明日は車で行く」と嫁に宣言していたのだった。
そんなわけで当日、私より先に家を出る嫁は出掛け、
「雪も降ってるし、気をつけてよね」
と、毎年交通安全祈願のお守り(と、恋みくじ)を買っている甲斐も無く、ここ数年で6回事故り、自己紹介もお前の場合は事故紹介だとか、クソつまらない冗談のネタにされがちな私に念を押したのだった。
なんの。 毎年交通安全祈願のお守り(と、恋みくじ)を買っていて、なおかつ、この頃は用心しすぎて無いものまで見えるようになり、おかげ様で今日もいたいけな子供らをひき殺しそうになった俺に限ってそんなことは無い、と返事の代わりに放屁して嫁を送り出した私であった。朝7時35分。
ねぼけまなこの私は出発時間から逆算して、「あー、あと1時間寝れるな」なんて思いながら、二度寝の幸福に包まれて、うつらうつらしたのだった。
ジリリリリン(死語) 朝7時45分。頃。
というわけで、その日も平凡で平和な一日が始まるはずだったのに、この着信音により事態は急変するのですよ、奥さん。(パクリ)
妙なテンションのまま、次回へ続く。
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2004年02月07日(土)
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