今日から7月。今月、京都の街は祇園祭一色になるという。そんな中、ずっと前から一度体験してみたかった京の夏の風物詩・川床初体験。訪れたお店は京都の中でも私の大好きな先斗町の中程にある和中創作料理のお店【天下一品 先斗町 味がさね】。川床のお店なんてわからないので、ネットで検索して適当な価格と雰囲気のお店を一週間前から予約しておいたのだ。雨だと全く意味のない室内食になってしまうので「どうか晴れますように」と祈っていたら、申し分のない川床日和になってくれた。150年前からある元お茶屋さんを改装したという味がさね。風情のある室内を進んで鴨川に面した川床に出るともうそれだけで気持ちがいい! 17:30という早い時間だったため外はまだかなり日が高く暑かったのだけれど、川床に座るとちょうどお店の並びで西日がさえぎられ、涼しく気持ちがいいのだ。まさに涼をとるための工夫、川床だよ。こちらのお店の川床は掘りごたつ式なので、足を伸ばしてゆっくりくつろぐことが出来るのも良かった。「ボーナスも出たしね」ということで、今日予約したのは奮発の8,500円会席コース(全9品)。 「夏の味覚冷采盛り合わせ」「特選お造り盛り合わせ」 「活け鱧と京野菜しゃぶしゃぶ鍋」 「アオリ烏賊塩炒め/梅とろろ餡/明石蛸の湯引き添え」 「有頭海老の湯葉包み揚げ」「冬瓜饅頭仕立て 冷そぼろ餡掛け」 「和牛ロースと無花果のステーキ オレンジ風味オリジナルソース」 「鰻の蒲焼入り混ぜ御飯/赤出汁/京漬物」「本日のお楽しみデザート」ちまちまと出てくるお料理を盛り付けもお味も楽しく味わいつつ、もちろん生ビールも堪能した超充実の2時間半♪ 奈良に来てから鱧(はも)を何度か食べる機会があったけれど、今日頂いた活け鱧のしゃぶしゃぶは絶品だった!#味がさねのお料理の写真はこちらからどうぞ#帰りにこれまた一度行ってみたかった【ギオン・コーナー】というステージも体験。「茶道・琴・華道・雅楽・狂言・京舞・文楽」の日本の古典芸能が50分で一挙に見られるプログラムになっているので、海外からの観光客に人気らしく(解説も英語が先だったりする)、今日も40人程度の観客のうち日本人は3人だけだった。私がこのステージを知ったのは狂言つながりでのことなので今日も狂言を楽しみにしていたのだが、あまりのはしょり方に唖然としつつ、「でも妙に的は得ているな」と感心もしながら舞台を楽しんだ。ちなみに外国の方に一番人気があったのは京舞。やっぱり着物の人気は高いのね。 −−−過去の今日のこと−−− 2003年07月01日(火) 『田園都市生活』VOL.92002年07月01日(月) 【MEMORIES】のプレゼント2001年07月01日(日) 憧れの田園都市線沿線住人に(*^^*)