我が家の近くには歴史の街・奈良らしく「菅原道真の誕生の地」だと言われている【菅原天満宮】(菅原神社)や、「東大寺大仏殿のモデルにもなったといわれる重文の本堂を持つ行基創建」の【喜光寺】がある。菅原天満宮のほうは買い物帰りによくお参りに寄っていたのだが、家の裏手にあたる喜光寺は拝観料が300円かかるとあって今まで一度も訪れていなかった。ところが最近になって「境内の花蓮(ハナハス)が見頃」とTVや新聞で見聞きし、本日初めて訪問。ハスの花は午後には花を閉じてしまうと聞いたので、私にしては早起きをして9:00に訪問。小さい山門をくぐると参道の両側にハスの鉢が並べられ、きれいな花を咲かせているのが目に入った。その鉢は奥にある重要文化財の本堂の前にもずらっと並べられ、各所で大ぶりの花を咲かせている。頂いたリーフレットによると200鉢余りあるらしい。詳しくないのでよくわからないが花の種類も多数あるようで、一重のもの八重のもの,色もピンクや白・まだら模様の入ったもの,そして各々の花には風情のある名称がつけられていた。鉢の周りには三脚持込の気合いの入ったカメラマン達がたくさん。確かにハスの花とお寺は絵になる風景ではある。私もデジカメ撮影をしながら境内をゆっくりひとまわり。この時期小さな池のスイレンも見頃を迎えていた。今まで本堂の屋根を拝むだけだった喜光寺。質素で小さいながらなかなかに風情のある境内だったよ。ちなみにハスの見頃は8月上旬まで順次とのこと。#花蓮の写真はこちらからどうぞ# −−−過去の今日のこと−−− 2002年07月07日(日) 至福の3日間 『クレイジー』&『CATS』