旦那は明日でひとまず奈良を離れるので「夜の奈良公園周辺をまわってみよう」とひっぱり出してドライブ。奈良公園周辺のいくつかの場所では7/1〜10/31の期間中19:00〜22:00迄『あかりWalkなら』と称したライトアップを行っているので(平城宮朱雀門のように一年を通してライトアップしている建物もある)、それを見に出かけたのだ。リーフレットに載っているポイントは11ヶ所。そのうち奈良国立博物館等3ヶ所を車窓から、東大寺等6ヶ所を散策がてら歩いて見学した。「猿沢池から眺める興福寺の五重塔の図」(写真)は昼とはまた違う情緒があってなかなかに素敵。こういう風景を見ると仲秋の名月に行われるという「采女祭」(猿沢池に雅な竜船が浮かぶらしい)を是非見てみたかったと思う。浮見堂の建つ鷺池は水が全部抜かれていた(鯉ヘルペスの影響だと思う)。ライトアップされた浮見堂が水面に映ったら幻想的だっただろうに残念だ。奈良ではこれから8月5〜15日の『なら燈花会』,14,15日『春日大社万燈籠』,15日『東大寺万燈供養会』,15日『高円山大文字送り火』などあかりをメインにした行事がたくさんある。いままで知りもしないものだったけれど縁あって・・・のもの、一度でいいから見てみたいなと思っている。