言葉的遊戯
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2007年10月12日(金) |
テレビ報道のあり方について |
前日のボクシングの結果をふまえて、テレビはある意味で亀田祭りです。 しかし、日本人っていうのは本当に意地悪な人種だなって思うんだけど、 あれだけ持ち上げておいた亀田くんを今度は悪者扱い、持ち上げてきた人たちっていったい何よ?って感じ。 一番見ていて見苦しいのは、ワイドショーとかに出てくる、通常タレント活動している奴らのコメント。 いったい君らに何の知識があって偉そうなこといってるんだ?って感じだね。 事情もよく分かってなさそうな弁護士が、偉そうな当たり前論を展開する。 あとになってからではなんとだって言えることですよね。 本当に「あのまま放っておくとこうなることは分かり切っていたんです」なんていうのなら、 ことが起きる前に、我先に飛び込んでいって、「こうした方が良いですよ」って マジでウザイ世話焼き人にでもなればいいんだよって思う。 メディアって本当に怖いもので、昨日はこっち、明日からそっちってかんじで、簡単にサイドチェンジする。
昼前からやってるピンポンって番組、僕は福沢が大嫌いだから見たくもないけど、見てみた。 「どーですか?○○さん(コメンテーター)」 「今までの亀田のパフォーマンスが云々・・・」 「そーですよね〜」って答える福沢に自らの主張はゼロだ。 君には自分の意見っていうのが無いのか?っていいたいね。 TBSで頑張ったらいつかは「ニュース23」でもできるとでも思ってるのかしら? 福沢が話す「多事争論」ってどんなのなんだろうって思う。
人はとかく発生した出来事にいろいろといいたがる。 でも、それが発生するまでの経緯や今後において同様のことが起きないようにするには どうすればいいのか、なんていうことには全く関心を持たない。 関心を持たない、というか、きっと関心を持つ必要がないんだろう。 そんなことしても視聴率なんてとれないし、やるだけ無駄なわけだし。 朝のワイドショーで、伊集院光が偉そうなことを話してる。 隣に座る、闇金バスター弁護士とやらも偉そうに話してる。 起きたことに対して好き勝手な憶測論を口にするのは簡単だし、誰にだってできる。
じゃあ、いったいどうすれば亀田くんは再生するのか?、 12ラウンド戦えるタフさをいかに正攻法にもっていくのかってう議論はどこにもない。 別に亀田擁護者でもないんでもないけど、テレビの報道のあり方にはいささか疑問だ。 それに偉そうに話す何の関係もないコメンテーターが嫌いだ。 時津風部屋の問題のときに「稽古における限度を書面化するべきだ」という馬鹿な弁護士もいた。 相撲に限らず、トップになるためのトレーニングっていうのは限界を超えるところに、 新しいステージがあるわけで、そんなところにセオリーがあるわけなど無い。 むしろそれぞれにそれぞれのやり方をしたからこそ、トップになれるわけだ。 千代の冨士は毎日1000回の腕立てをした、貴乃花は毎日四股を1000回踏んだ、 そんなことの繰り返しが結果となっていることである。 結果を見て、言いたい放題いう連中はその裏にあることをしっかりと理解しているんだろうか? 二宮清純氏のようなスポーツ見て生地書いて生活している人の受け売りのような言葉を 軽々しくいってやしないだろうか?なんて思うと、テレビのあり方にはいささかの疑問がつく。 ましてや、亀田一家を持ち上げ倒したTBSの番組で福沢は簡単に亀田批判する。 おまえの出てるテレビ局はそんなもんなんだよって分かってるのかな?って思う。 まあ、わかってないだろうけどね・・・。
亀田はボクシング業界を冒涜したのは事実、でもそこにおける報道が彼らを先導し愚弄していたのも事実だと思う。
★昔の僕はこんな日々を送っておりました!★
2005年10月12日(水) ヒントを絞り出し〜 2004年10月12日(火) そんなもんなんでしょうねぇ〜 2003年10月12日(日) 今年も、そば紀行にいっちゃった! 2002年10月12日(土) ざっくり大掃除♪
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