つれづれ草^^
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2005年06月04日(土) ブブ改め、ララの事。。。


相方が9時前に帰ってきて、帰ってくるなり私を呼んだ。
いつもは帰ったら、下で母と話してから上がってくるのだけれど
今日は「お〜〜〜〜〜〜い」と、何やら急いでいるような声で呼んだ。
慌てて降りていくと・・・
「ブブってさぁ・・・・・」と言うので「え?居た?(^0^)」と
初めて会えたのかな・・と喜んだら
「こんな猫やんな?」と容姿や大きさを言って「・・・・死んでた」

ウソ!!!どこで?
場所を教えてもらって、腰が抜けそうになった。
いつもブブが居た場所のすぐ近くだったから。
恐らく、それがブブだろうと思ったから。


私がブブと呼んでる猫ちゃんに会ったのは、確か今年の1月か、
昨年の12月頃だたっと思う。
とにかく寒い日だった。
ゴミ出しの日の朝、積み上げられた黒いゴミ袋のすぐ横で、
チンッと丸くなって座り、陽だまりの中でウトウトしていた。
その次に見かけたのは、自分の体の半分くらいある竹輪をくわえて
引きずって道を横断していた姿だった。。。笑
可愛かった。
その日を境に、ブブとは何度か会った。
いつも大体、ゴミ出しの日の朝。
見かけたら、ご飯をあげていた。
全然慣れていない子で、なかなか近くには行けなかった。
でも、少しずつ距離を縮める事が出来てきて、
もうすぐ仲良くなれそうだった。

相方にも話していて、仲良くなれたら、家に呼ぼうね・・・
菜々の姉妹か兄弟になってもらおうね・・・と話していた。

最後に会ったのは・・・菜々を病院に連れて行った帰り、
ちょうどゴミ出しの日で、「あ・・・そうだった@@」と思いながら
その近くを通ったら、毛づくろいしているブブを見かけた。
帰ってすぐに、カリカリと缶詰を持って走ったけど、もう居なかった。
それがブブを見た最後になってしまった。



ブブが死んだと相方から聞いて、とてもとても可哀想で
箱とタオルを持って、迎えに行った。
行くのは本当に怖かった。
心臓がドキドキして、出てきそうだった。
でも、そこにそのまま置いておく事が出来なかった。
保健所に連絡するのも・・・なんだかイヤだった。
ゴミ処理扱いにされると聞いていたから。
それはあまりにも可哀想だと思ったから。

ブブは、街灯も当たらない暗い道の真ん中に、居た。
可哀想で、涙が止まらなかった。
初めて近くで見て、触ったブブは、とても小さかった。
思っていたよりずっとずっと小さくて、軽かった。
たぶんまだそれ程時間が経ってなかったのだと思う。
ブブの体はまだ柔らかく、少しだけ暖かかった。
小さな足を撫でた。
箱に入れて持ち帰って、庭でタオルを綺麗に掛け直して、
偶然その日、父の一周忌のためにと届けられた花束から、
数本花をもらって供えた。
カリカリと缶詰と一緒に。

24時間迎えに来てくれる、動物霊園に電話をして、お迎えに来てもらって
庭先で、相方とその人とで、お線香をあげてお参りした。

ブブにしたら少し小さく感じた。
色柄はそっくりだったけど、こんなに小さかったかなぁぁ・・・と思った。
もしかしたら違う猫ちゃんで、次のゴミ出しの日にはブブがいつもの場所に
居るかもしれない。
家に迎え入れてたら、ブブではなく違う名前にしてただろう・・・
だから、ブブかもしれないその子の名前を、ブブ改め、ララにした。
ララは明日、火葬される。


今日書いておきたかった。
このまま寝てしまったら、きっと私は明日もあさっても泣きながら
引きずったままだと思うから。
そして今日の日にララが亡くなった事を書きとめておきたかったから。



家に入り、菜々を思いっきり抱きしめた。
菜々はイヤそうに、「ナ〜〜〜〜〜@@」と鳴いていた。。。笑

迎えに行く事を「いいよ、行っておいで。」と言ってくれた相方に感謝。
「僕はもう見れないけど・・」と言いながら、帰ってきたララを
ちゃんと見てくれた。
動物霊園に電話して火葬する事に賛成してくれた事にも感謝。
お金がかかる事に、何も言わずに「やってあげな」と言ってくれて感謝。
(相変わらず、母はイヤな態度をした。迎えに行くと言ったら、そんな事
やめろと言った。お花を少しもらうよ・・と言ったら、もっとイヤな顔を
した。。。そういう人もいる。
だからこそ、相方に感謝。本当に感謝。)

小さな命が消えた今日を、記憶の中に留めておこう。
いつか・・・私も死んだら・・ララに会えるかな?
その時はよろしくね・・・ララ。
短い命だったけど、あなたが生まれてきて生きてた時間を
忘れずに、覚えておくからね。
助けてあげられなくて・・・・・ごめんね。

バイバイ・・・ララ。
またね。




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