「香奈、頭を良くしてあげよう。
    生きる事に君が怯えぬように。」

どうすればいいのか判断出来ない。
不安は身体に毒だ。
なのにどうして。
不安になる恋愛ばかりしてしまうのだろう。

頭を撫でられると安心して眠れた。
キスしたり身体を触られると
女の子扱いされているみたいで
何だか特別な存在になったみたいで
嬉しかった。
幸せだった。
幸せ過ぎて痛かった。
ずっと続けばいいと思った。
ずっとなんて。
馬鹿みたい。
子供みたい。
でも。
私はずっとを求め続ける。

誰も助けてはくれない。
生きるってそういう事。
2005年08月29日(月)

かつて・・。 / 桃色少女

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