闇鍋雑記帳
DiaryIndex|昨日|明日
こんにちは。おかね坊でございます。
今日で5月も終わりでございます。早い早い。
昨日、我が家でオフ会が行われ、オーディオのお仲間がいらして下さいました。 ベーグルとアボタコ、好評でございますですよ〜。 手抜きで美味しくをモットーに、もっと美味しい料理を探して行こうと、心に決めた瞬間でございました。
その後、近所の自然公園に出掛け、ホタルを見に行って参りました。 自然公園の近所に住んでいるお友達が、「ホタルが出たよ!」と教えてくれましたので、見に行ってきたんです。
こちらは、森の方に比べてそれほど多くないと聞いていたのですが、何の何の! もう、「素晴らしい」の一言でございました。
ゆうるりと飛ぶホタルの光が、ほわほわと漂うさまは、「幽玄」という言葉がぴったりでございます。 夫も、「ここまですごいとは思わなかった」と言い、暫し見惚れておりました。
ワタクシの住む辺りは、横浜のヒマラヤと言われる箇所らしいですが、トトロの森っぽい部分が多々あるのでございます。 そこには清水が流れており、春には野蒜や土筆なども採れますし、ある程度人の手は入ってはいるものの、四季折々の表情を見せてくれるのでございます。
半径2km圏内にはお店が殆ど無いので、生活するには非常に不便な所ですが、住環境は最高でございます。 ここは、人によって評価は分かれるかもしれませんが、ワタクシとしては、良い場所に住む事が出来て嬉しいなぁ、有難いなぁと感謝する部分が大きいです。
たまたま借りる事が出来たこの家も、最初は怖ろしい程居心地が悪くて、どうしたら良いんだろう、どう付き合っていけば良いんだろうと思ったくらいですが、最近では随分と居心地が良いと思うようになって参りました。 それは、産後ずっとプニプニに付き合って、産後鬱状態が長かったせいもあると思うのですが、全てを自分一人でやろうとし、結果背負いきれないものまで背負ってしまっていたという事が大きいのではないかと思っております。 子供を言い訳にはしたくはないですが、子供の生活に合わせていて、家の中が全然片付かなかったり、子供を一人で抱え込んで、お友達も近くにいなかったので、他人にお願いして任せるという事が出来なかった事もあり、知らず知らずのうちに心を病んでいたのかもしれません。 でも、プニ坊が幼稚園に行くようになってから、信頼出来るお友達が増え、頼りに出来るお友達も出来、子供を預かったり預かられたりするようになって、自分に時間が出来てきてから、家に手を掛ける事も出来るようになり、花を飾る心の余裕が出来てきたように思います。 強いはずのハーブまで枯らしていたのに、最近ではワタクシの中の緑の手が育ってきたようで、植物たちも花を咲かせ、実を結んでいくようになりました。 裏庭の狭い部分ですが、レンガを組み立て、土を入れて畑を作りました。 そういう気力が出てきたという事は、ワタクシの心も、今、花を咲かせつつあるのかなぁと思うと、少々嬉しくなって参ります。 子供の捕ってきた生き物を世話する余裕も出来、それらの命を慈しむ事が出来、苦手だった虫も触れるようになりました。 ホタルを見に来ていた子供に、ホタルを譲り渡され、それを受け取る事も出来ました。
掌の中には、僅かな温かみのあるLEDのような明るい光。 生きているものが出す光は、冷たいものは無いんだな...と、不思議に納得してしまいました。 人には束の間に思えてしまうくらい短い命の間に、必死で恋の相手を探すホタル。 「幽玄」な様に見えて、その実悲壮な命の光の所作を、とてもじゃありませんが、気軽に「癒し」などとは言えません。 何だか、そういう人間の自己満足と傲りを「エコ」というのに似ているなと、素直にうれしがる事の出来ない、もう一人のワタクシがおりました。
そうそう。
今日は、ラ・マシンの写真を見に、東京日仏学院に行って来ました。 飯田橋から東京理科大を通り過ぎて、日仏学院に行って来ましたけれども、パネルが幾つか点在していたくらいで、残念ながら、あまり面白くありませんでした。 ガーデンウェディングをしていましたので、そちらのほうが印象に残りました。 東京理科大学の裏手に、近代科学資料館もあったようなので、今度はそちらを見てみたいです。 秋葉原で大雨に降られ、あまりの雨脚の強さに、環八に出る勇気もなかったので、首都高から湾岸線に入って帰って来ました。
帰りにスーパーに寄ったら、すごく新鮮な鰺や小鯛がお値打ちだったので、当然買って帰りました。 夫が捌いてくれて、鰺はお刺身にしてくれました。ついでに小鯛も捌いてウロコを取ってくれたので、それは土鍋でご飯と一緒に炊き、鯛飯にしました。 鰺のアラは、出汁を取ってお吸い物にし、鯛の頭は現在冷凍中。 なかなか美味しかったです。 夫が手伝ってくれるなんて、滅多にない事なので、こんなに土砂降りになったのかしら・・・?
|