2005年11月09日(水) |
僕たちはいつも独りで |
僕たちはいつも独りで
死ぬときはひとりでいたい 本当にひとりで 見守るものもなく 見捨てるものもなく 星が 星の瞬きが 気づかれないうちに黒く 黒く輝くように
かなしいとか なみだとか そんなものはいらない そんなものはない まして 持っていけるものなど どこにあると言うのか
星が 星ではなく君が 君の 輝きが黒く 黒く染まるなら 手を繋いだりしない 顔を拭いたりもしない 僕たちは独りだったねと どこかでつぶやいているよ 僕たちは独りだったねと 風が 風が夜空を さらっていくまで
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