日々の戯言置き場。
**ユリ**



 メロの死

可愛がっていた実家の猫が死にました。

糖尿病だったようでした。

全然知らなくて、母からの朝のメールに驚き、
会社を早退することにしました。

実家に帰ったら、ダンボールでできた棺の箱に
横たわっていました。今にも起きそうな感じで
毛並みはつやつやでした。
でも、触ってみるとひんやりしていました。

母は号泣していました。


生き物が死ぬと、残された身としてはとにかく
後悔ばかりが残ってしまう。
自分を責めて責めて、追い詰めてしまう。

特に私は2年は一緒に暮らしていたけど
その後は一緒にいなかった。
母はずっと一緒にいて、メロも母にだけなついていたから
母の悲しみは相当だろうと思う。

悔やんでも悔やみきれない。

夜も、ずっとずっと泣いていた。

2006年11月05日(日)
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