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| 2006年10月30日(月) | ぐっときた |
ぼくは臆病者
だから
本当に理解してくれるような相手にめぐり合うまで
ぼくは自分を表面のぼくというキャラクターで包み込んで
自分を隠して人と接してしまう
ごくたまに
奥に引っ込んでいる『ぼく』を見つけて
引っ張り出してくれる人がいる
でもそれは稀なことだ
派手な頭と奇抜な服装と
ぼやけた人格
物怖じせず体育会系なノリで
「あ そうなんすか？」
とすっとぼけるキャラクター
表面しか見ない程度の付き合いだったら
その内側にいる『ぼく』には気づかない
この人は派手で
いつも楽しそうで
悩みなんかないんだろうなぁ
と思わせるキャラクターで接する自分
『いつも楽しそうでいいよねー
悩みなんかないんでしょー？』
そういわれて
けらけらと笑うぼく
まだ二回しか会っていないのに
内側のぼくをがんがんつついてくる人がいる
不覚にも今日は
その人の言葉で涙が出てしまった
見透かされた気がした
最近ぼくは情緒不安定気味だ
恋人のことが好きでならない
いとしくて仕方がない
そうなりたくなかったから
セーブしてきたつもりだったのに
そんな風になって
彼が他の子の話なんかをすると
すごく不愉快な気分になっている自分
付き合うまでは笑って聞けていた話も
今は聞きたくない
彼が他の誰かに触れるのかと思うと
ココロがいたむ
どんどん自分に自信がなくなって
どんどん自分を嫌いになる
そんな自分が嫌いだ
今日はそんなぼくを見透かされた
ような気がして
涙が出た
