2005年08月24日(水) |
悲しみはいつまでたっても。 |
悲しみはいつまでたっても癒えたりはしません。
限りなく透明に近付くだけで、決して癒えたりはしません。
貴方がいなくなることは、私の世界の崩壊を意味した。
崩壊した世界は二度と戻ることはなく、
それでも生きていかねばならない私は、
どうにかこうにか世界を創る。
ハリボテでできた世界は、貴方と言う柱を失い、
それでも回る地球のように、
貴方と言う色を欠いたまま、
私は毎日年を取る。
一つ一つが霞んでいく中で、
それでも、私は、
大地の上に、
貴方の影を、探すのです。
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