アイ ナンカ イラナイ。
夏野 空の日記

2010年01月18日(月) 親知らず左上バージョン

「麗香さん、もういい加減正月は終わってるよ」と笑われながら
久しぶりのテキーラバックを頂いたのが先週末。
正月が終わっているのは重々分かっているのだが、
どういうワケだか頭の中の「1月=正月」という式が正しく展開されずに、
「1月=正月、2月=バレンタインデー、3月=ひな祭り&ホワイトデー・・・・・」と
月単位で展開されてしまっているのである。
あまりにも強引である。
これでは私は2月いっぱいチョコレートを配り続けることになるのであろうし、
3月いっぱい、会う人ごとにキャンデーを強請りそうである。

お茶会始めのはなびら餅も既に食したというのに、
一体いつまで正月を続けるつもりなのか。

さて本日、最後の親知らずとおさらばしてきた。
15分ほどで完了。
麻酔もきちんと効いていたからか、術中は全く痛みなし。
前回のような「ウグッ」や「オエッ」もなし。
椅子から降りる時、お約束のように「歯、持って帰りますぅ?洗いますよ?」と
笑顔で問われた。

いらん(w

患者さんのみならず、スタッフさんにも腰の低い謙虚な対応を
される歯医者さんなので私は気に入っているのだが、本日、
親知らずを抜いて帰宅後数時間してから、その親しみの念が
怒りに変わった。

エラく痛むのである。
非常に痛むのである。
どうしようもなく痛むのである。
鎮痛剤は既に飲んだ。

どれくらい痛むかと言うと、固形物を口にしたくないくらいの痛みである。

不思議である。
痛みとともに怒りがふつふつと湧いてきたのである。
湧いてきた怒りは痛みが強くなるのと同調して増長し、
その矛先は件の歯医者に向かっているのである。

テレビの音をうるさいと感じる。
夫からのメールにイライラする。
キーーッ!、と言いながら携帯電話をあらぬ方向に投げたい衝動に駆られる。

今となってはあの歯医者のにこやか、かつ爽やかな笑顔が憎たらしい。
今こうして私が痛んでいることなど露知らず、であるに違いない。
えぇーーーい、何とかならんものか。

それでも明日、痛みが消えていたらやはりお気に入りの歯医者さんなのだろう。
が、残念なことにもう親知らずは残っていないのである。
虫歯も全て治療済みなのである。
歯周病にもかかっていない。

お気に入りだったのに。
あぁ、イライラする。

今夜はメシ抜き。


   



〜*〜〜*〜〜*〜〜*〜〜*〜〜*〜〜*〜〜*〜〜*〜
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