「GWだし。一人一日ずつ、連休中に休み取ろうよ。」(byパート先の店長)
そんなことで急遽仕事が休みになったのだが、 当然、何の予定も立てていなかったし、 GW真っただ中にいきなり連絡をとって遊びに行く時間があるほど ヒマな知り合いにも恵まれず。
そして、マンション前が若者でごった返しているのを目の当たりにしてしまうと、 どこへ行っても人だらけであるのが想像に容易かったため、 普段であったら二つ返事でお受けしていたであろう、映画のお誘いも断り、 家にいてゆるりと過ごすことに決めた。
何をしたら良いのか、と戸惑いながら床の拭き掃除などをしてみる。 普段であったら急き立てられるようにしている家事を、 それこそ優雅に行ってみる。 あるいは手抜きをしてみる。
夕方から近所の居酒屋で外呑みでもするかぁ、と思っていたのだが、 何故だか白ワインが呑みたくなり、チーズを肴に家で呑むことにした。
グラスの中の透明な液体を、するすると体内に流し込むうちに、ふと昔、 彼の人から言われた「貴女は書きなさい。」という言葉を思い出した。
「書かないでいると書けなくなるよ。」とか 「下手な文章ばかり読んでいると、下手な文章しか書けなくなるよ。」と言われた、 あれは教育だったのか、あるいは脅しのようなものだったのか。 そう言えばここ数年、確かに私はほとんど文章らしい文章を書いていない。
「オマエは何を伝えたいのか。書きたいのか?書き続ける気はあるのか?」とも。 私はと言えば、ネットで文章を書くことに何をそんな大仰な、と思ったものだが。
あの頃はなぜ書いていたのだろう。 今はなぜ書かなくなってしまったのだろう。 私が書くことに、何か意味があるのだろうか。
思い立って、放置してあったHPをいじくってみる。 また何か産まれるのであろうか。
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