「たまごやき」 「たまご焼き」 「玉子焼き」
どれも大差ないけど。
私にとって 「卵焼き」は、 なんか違うというか 怖いイメージがある。
卵 という文字は、 生物とか理科で習う 生き物の卵のイメージが濃厚で、 そこからいろいろなもの (理科室の匂いとか顕微鏡写真とか 人体模型とかホルマリン漬けの標本とか) を連想してしまうから。
確かに 生き物の卵を、 命をいただいているのだから そのことを忘れてはいけないとは思う。 感謝していただこうと思っている。
最近ずっと 日曜日になると煮玉子を作っていた。 平日のお弁当用に5個ぐらい作る。 最初のころは美味しいなと思っていたのに だんだん飽きてきた。 だけどなぜだか煮玉子作りがやめられなくて、 毎日毎日月曜日から金曜日まで お弁当には煮玉子が入っていた。
どうしてだろう?
そうか。 毎日玉子焼きを焼くのが 面倒臭かったからだ。 煮玉子なら日持ちがするので 面倒なのはまとめて作る日曜日だけ。
さっき 久しぶりに玉子焼きを焼いた。 思っていたほど面倒くさくない。 明るい黄色につられて 気持ちもふわっと優しくなった。 よし。これからしばらくは玉子焼きでいこう。
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