シャボン玉は、虹色の幕にほんの少し景色を写して消えてしまう。そんな風にすごす毎日もわるくないと思ってた。でもこのまままじゃ、写しては消え、何も残らない。シャボン液がなくなっていくばかり。だから。つくろうとおもう。残そうと思う。なにを、かはまだわからない。でも最後まで、つくろうと思う。残るかどうかは、わからない。