Lを超えるということは、ビヨンド・バースデイにとって、自分の命よりも大切なことだったのだろうか。だとすれば、彼は、必死ではなく、決死だったのだ。止められるわけもない。それが、彼の覚悟。だとすれば、なんて――強い。強い人だったんだろう。西尾維新:DEATH NOTE ANOTHER NOTE ロサンゼルスBB連続殺人事件,p.165,集英社.